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「グッドモーニング、火星」

Posted October. 25, 2001 09:35,   

米無人火星探査機「2001マーズ・オディッセイ」が23日夜(現地時間)、6カ月半の長い宇宙旅行の末、無事火星軌道に投入された。

米航空宇宙局(NASA)は、オディッセイがこの日午後8時20分頃、火星の北極に近づいた際エンジンを稼動して大気圏に進入し、約20分後軌道進入を知らせる信号を1億5000万キロ離れた地球に送って来たと発表した。米探査機の火星軌道進入は、NASAが99年打ち上げた火星気候探査機と極地着陸機が宇宙空間で相次いで行方不明になって以来初めて成功した。

4月7日に打ち上げられ4億6000万kmの旅をしたオディッセイは、今後火星の400km上空を周回し2年半の間▲火星表面の化学物質および鉱物探査、▲生命体の存在を明らかにする手がかりとなる水(氷)の追跡、▲放射能測定、など火星の神秘を明らかにする活動を行う。

高さ2m幅3mの円筒型に長さ6mの太陽電池パネルとアンテナ、探査装備を搭載したオディッセイは、来年打ち上げられる双子の着陸機の火星着陸予定地を物色する任務も負っている。

NASA関係者らは、「オディッセイが火星軌道を安定して回るまでは、最小限2〜3カ月かかるだろう。意味ある成果を収めたが、まだレギュラーシーズンで勝っただけ。ワールドシリーズが残っている」と話した。<黒澤朋子>