Go to contents

PS不振吹っ飛ばした鉄壁抑え 斗山チン・ピルジュン

PS不振吹っ飛ばした鉄壁抑え 斗山チン・ピルジュン

Posted October. 17, 2001 09:44,   

15日、現代(ヒョンデ)とのプレーオフ3次戦が終わった後、斗山(トゥサン)の抑えのチン・ピルジュンに聞いた。

「これまでずっと不安だったけど、ようやくコンディションを回復したのか」と。しかしチン・ピルジュンの答えはやや変わったものだった。「一度もマウンドで不安を感じていたことはなかった。コンディションはいつも好調で、ただ、相手打者が私のボールを打つかどうかで状況が変わっていただけだ」。

堂々とした自信感を示したものだが、ベンチから見れば、彼は少なくともポストシーズンでは一時も気が抜けない不安なピッチングをしていた。去年までポストシーズン通算1勝4敗1セーブ。特に去年には抑えのポストを明け渡し、先発になるほどだった。「火を付ける消防手」といったニックネームは、それでつけられたものだ。

プレーオフ1、2次戦でも、斗山のキム・インシク監督はチン・ピルジュンのために気を揉んだ。1次戦では8回裏の1—1の同点の状況でマウンドに出て、パク・ギョンワンに3打点の2塁打を浴びるなど4点を許した。2次戦でもセーブは挙げたものの、9回に1点を許すなど振るわなかった。

今回のプレーオフ勝負の分水嶺となる3次戦で見せた「鉄壁の抑え」は今までの不振をふっ飛ばす試合だった。8回から救援登板したチン・ピルジュンは7打者を迎え、たった一つの安打も許せず、三振三つを奪って試合を見事に終えた。投球のスピードも148kmに達する「光速球」を投げ、ファンをうならせた。

特に、これまであまり見られなかった変化球を駆使して関心を集めた。チン・ピルジュンは「直球中心の単調なピッチングが読み取られたと判断し、スライダーのほかにナクルカーブ、シンカー、ライジング・ファストボールなど、私が投げられる球質をすべて投げた」と話した。

チン・ピルジュンの夢は韓国シリーズ優勝。チームを優勝に導いた後、海外に進出するとの野心を持っている。キム・インシク監督も「チン・ピルジュンぐらいのスピードを備えた投手は多いが、彼ほど制球力のある選手は珍しい。米国の舞台でも十分に通じると思う」と援護射撃を飛ばした。彼は韓国における最後の舞台を華やかに飾りたいところだ。



金相洙 ssoo@donga.com