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輸出向け出荷、11年ぶりの最低値

Posted September. 29, 2001 09:42,   

産業生産と出荷が3ヵ月連続の減少を示し、景気が冷え込んでいる。

とりわけ、先月の輸出出荷は11年9ヵ月ぶりに、設備投資は2年9ヵ月ぶりに最も大きな下げ幅となった。29日、統計庁が発表した「8月中産業活動動向」は、このような内容を盛り込み、景気回復の遅延に対する懸念を強めている。

▲生産と出荷ともに減少〓先月の産業生産は、昨年8月末に比べ4.7%減少して、6月以降3ヵ月連続減少した。出荷も、昨年8月に比べ5.8%減少し、3ヵ月連続マイナスを示した。

特に、輸出向け出荷は半導体、個人用コンピューター(パソコン)などの輸出減により、昨年同月に比べ14.6%も減少し、89年11月(—15.4%)以降11年9ヵ月ぶりの最低値を示した。昨年同期に比べ、半導体生産と自動車はそれぞれ11.6%と1.4%の減少を示し、前月のマイナス15%とマイナス12.6%に比べ減少幅が縮まってはいるものの、パソコンは40.8%もの減少を示し、前月(—29.4%)より下げ幅が大きかった。7月に、71.0%で2年5ヵ月ぶりの最低値を示した製造業の平均稼働率は73.4%で、前月に比べ多少改善された。

▲設備投資に回復の兆候なし〓今後の景気回復可能性の先行指標に当たる設備投資も、前年同月比で19.0%減を示し、98年11月(—27.3%)以降2年9ヵ月ぶりに最も低い水準に止まった。パソコンと事務用機械、特殊産業用機械、有線通信機器などに対する投資不足が主な原因だった。

7月中に11.9%の「にわか」増を示した建設受注は、政府の各種建設対策にもかかわらず、住宅など民間部門の受注が27.7%も減り、全体的に18.8%の減少を示した。公共部門は、港湾・空港・鉄道などの発注が伸び、16.7%増を示した。

▲内需拡大で景気回復は可能か〓卸売業と小売業が昨年同月に比べそれぞれ3.5%と2.9%上昇し、自動車などの販売が5.2%伸びて、8月中の卸売及び小売の販売は3.5%増を示した。これは、前月(2.9%)より0.6%ポイント伸びたもの。内需用消費財の出荷も携帯電話などの増加に助けられ10.4%の伸びをみせ、内需の活性化を通じた景気回復の可能性に一筋の希望を残した。

今後の景気状況を示す先行指数の前年同月比は、0.7%ポイント増加した0.3%で、5月以降4ヵ月連続伸びを示し、景気回復に対する高い期待感を反映した。



朴重鍱 sanjuck@donga.com