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「新興市場の信用度が格下げの恐れ」 ピッチIBCA報告書

「新興市場の信用度が格下げの恐れ」 ピッチIBCA報告書

Posted September. 22, 2001 09:24,   

世界経済の低迷や対米同時多発テロ事件の影響などで、アジアや南米諸国などの「エマージング・マーケット(新興市場)」の信用度が格下げられ、海外から資金流入が減るだろうという分析が出ている。

英国の格付け会社、ピッチIBCA社は、20日に発表した「2001年度における秋期信用度調査報告書」の中で、「来年にも米国が主導する世界経済の持ち直しは期待薄と見られ、新興市場諸国の国家信用度がさらに悪化する可能性が高い」と明らかにした。

報告書は「貿易収支黒字で今まで好調を見せてきたアジア開発途上国の輸出の低迷が長引く場合、民間部門と公共部門の両方において信用度の悪化は避けられないだろう」と付け加えた。

一方、各国の銀行が中心になって設立された国際民間金融機関である国際金融研究所(IIF)も「新興諸国への資本移動」と題した報告書で、「対米テロ事件が起きた後、新興市場への民間資金の流入が大幅に減り、80年代以来最悪の状況に陥る可能性がある」と警告した。IIFは今年、新興市場に流れる民間資本は去年より610億ドル(36.5%)も減少した1060億ドルと見込み、来年度にも1270億ドルに止まる、との見通しを示した。

▲エマージング・マーケット(新興市場)〓金融市場、特に資本市場部門で新たに急成長した国のこと。アジア諸国や南米諸国などの国家が多く、韓国もこれに含まれている。



朴重鍱 sanjuck@donga.com