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米プロゴルフツアー、52年ぶりに取りやめ

米プロゴルフツアー、52年ぶりに取りやめ

Posted September. 14, 2001 10:13,   

米国男子プロゴルフ(PGA)ツアーが、世界中を驚がくさせたテロ事件による衝撃を受け、52年ぶりに全試合を中止する事態が発生した。

米PGAツアーコミッショナーのティム・ピンチャム氏は、犠牲者への哀悼を表するため、今週開催される大会を全て取りやめることに決めたとし、スポンサーと殆どの選手がこれに同意したことを13日、明らかにした。

今回キャンセルされた大会は、アメリカンエキスプレス・チャンピオンシップとテンパベイ・クラシック、2部ツアーのバイ・ドットコム・クラシック、シニアツアーなど4つの大会。なお、アメリカンエキスプレス・チャンピオンシップの賞金総額500万ドルは、救援基金に充てられると伝えられた。

米PGAツアー史上、一人の選手もスタートしないまま取りやめとなったのは、1949年テキサス州ポーとワスで行われる予定だったコロニアル大会が大雨で取りやめになって以来、半世紀ぶりの出来事。

アメリカンエキスプレス・チャンピオンシップの出場選手66人のうち18人が未到着した中、タイガー・ウッズをはじめ他の選手たちは、虚しい表情のまま車で次々と大会現場を後にした。

このような動きはヨーロッパまで飛び火して、14日から始まるヨーロピアンツアーのモンテカルロ・インビテイショナル・シニアツアーが、モナコ当局から大会の許可が下りず、開催できなくなった。

これを受けて、28日開幕予定の米国対ヨーロッパのゴルフ大会のライダーカップも見送られる可能性が強くなった。

2年毎に開かれる今大会の開催予定地はイギリスのバーミングハム近郊で、イスラム教徒が多く居住する地域であるうえに、テロの危険性が高いことから、両大陸のトップクラスのプロ選手らが不安を覚えて出場をためらっているもの。

一方、米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーは、3ラウンドで行われるセーフウェイ・チャンピオンシップを予定どおり行う方針だ。

14日のプロアマ大会に続いて、15日から第1ラウンドに入るという計画。しかし、LPGAコミッショナーのタイ・ボト氏は「もし国の方から追悼日の宣布があれば、大会を2日間の36ホール試合に縮小することもあり得る」としており、日程変更の可能性もある。



金鍾錫 kjs0123@donga.com