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株価、64P暴落

Posted September. 13, 2001 10:01,   

米国の同時多発テロを受けて韓国の株価が史上最大の大暴落となった。

各種の債券金利も景気回復の遅れと追加金利の引下げなどで大幅に下落し(債券価格の上昇)、為替市場でのドル相場は急激なウォン高ドル安傾向が続いている。

12日の総合株価指数は前日よりおよそ64.97ポイントも下げた485.60ポイントで取引きを終えた。この日の下落率は12.0%で、取引所開場以来最大の下げ幅だった。株価が値下がりした銘柄は、ストップ安621銘柄を含む844銘柄に達した。

コスダック市場もまた11.59%暴落し、史上最大の下げ幅となった。コスダック指数は前日より7.16ポイント下落した54.64ポイントだった。ストップ安591銘柄を含む646銘柄が下落し、下落銘柄数も史上最多を記録した。両市場で値上がりした銘柄は、ストップ高7銘柄を含む26銘柄で、国際市場での原油価格の上昇が見込まれることから精油会社などが値上がりした。一方、債券市場での国債3年物の受益率は、前日より0.06%落ちた5.11%まで下落した。債券ディーラーらは、さらに下落すとの展望を示しているなか、今後の推移を注視していきたいと伝えた。ソウル為替市場は模様眺めの空気が漂う中、取引きもまばらで、一部の売りに出されたドルがウォン高ドル安を主導した。終値は前日より1ドル9.70ウォン下げた1ドル1286.1ウォンとなった。

専門家らは、1ドル1280〜1290ウォンの線で当面は取引きが続くとの展望を示している。



朴庭勳 sunshade@donga.com