世界貿易機関(WTO)は今月1日、米国による韓国産鉄鋼製品への緊急輸入制限(セーフガード)発動がWTO関連協定に反するとし、これを是正するための具体的な措置を取るべきだという判定を下したことが明らかになった。
消息筋によると、WTOの紛争パネルは、この日の暫定報告書を通じて、去年6月に米国の緊急輸入制限措置に対して韓国側が公式提訴したことを受けて、こうした結論が下されたという。
米国政府は、鉄鋼パイプ製品の急激な輸入増加によって、国内の生産メーカーが深刻な脅威にさらされているとのことから、3年間に及ぶセーフガードを発動し、去年3月1日から施行に入った。この措置には9000t以上の鉄鋼パイプ輸入品に対し、1次年度に19%の従価税を、2次年度と3次年度にはそれぞれ15%と11%の税率を適用するよう規定されている。
ところが、紛争パネル報告書によると、米国が緊急輸入制限の対象からカナダとメキシコを除外したのに対し、輸入全量の9%にも達しない開発途上国を含めたことはWTO協定上の関連規定に反するものだという韓国側の主張は受け入れなかったとされている。






