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延世大学、編入学に寄与優遇制導入

Posted July. 12, 2001 10:19,   

教育人的資源部(教育部)の不許可方針にもかかわらず、寄与優遇入学制導入を継続して推進してきた延世(ヨンセ)大学(金雨植学長)は、編入学選考において寄与優遇制を一部導入する方針を検討中だ。

延世大学の李栄善(イ・ヨンソン)企画室長は、12日「編入学選考で同点者処理の際、本校に非物質的な形で寄与した人の子息に優先権を与える方法を研究中」と語った。

李室長は、「編入学選考の際、同点の処理基準は学校の自律的な判断に委ねられているため、編入学に寄与優待制を導入するのは法的に問題はないと思われる」と言い、「実務者との協議を通じて、今年の2学期中にこのような内容の編入学選考要綱を確定する方針」だと述べた。

延世大は、今まで編入学選考で同点の学生がいる場合、専攻科目の成績、前の大学の単位などを考慮して合格者を決めていた。

これに対し、教育部の学術学事支援課の関係者は「延世大から公式的な話を聞いてないので、コメント出来る段階ではない」と言い、「しかし、編入学であっても新入生と同じ基準で処理すべきだと思う」と述べた。

一方、延世大の2001学年度一般編入選考では、定員174名、志願者3013名で、競争倍率が17.3倍だったが、同点者はいなかった。



mhpark@donga.com