
黄善洪(ファン・ソンホン、33、柏レイソル)選手と金度勲(キム・ドフン、31、全北現代)選手。
いずれも韓国サッカーを代表するベテランのストライカー。183センチ、79キロの黄善意と182センチ、77キロの金度勲は体格が似ているほか、ゴール前での得点力と突破力などプレースタイルも似たことから、これまでは一人がスタメンに出れば残りの一人はベンチに下がり、一緒に呼吸を合わせる機会が殆どなかった。
98年フランスワールドカップの際にも、黄善洪がケガをしたため、金度勲がストライカーとして出場した。今年初め、ヒディンク監督が新たに就任してからも、金度勲手が主に活躍してきた。
しかし、先月30日、2001コンフェデレーションズカップのフランスとの開幕戦で完敗を喫したものの、世界最強のフランス守備陣を揺さぶった唯一人の選手が黄善洪だった。これだけを見ても、世界の強豪との対決では経験豊かな選手が通用するとの結論が出る。
これを受けて「世界の強豪との実力の差を実感し、今後はこの隔たり埋め合わせ、ワールドカップ大会の2回戦進出を目指す」と言明したヒディンク監督は、今後黄善洪と金度勲を代表チームの2トップ立てると構想の模様だ。
メキシコとの対戦に先立って行われた戦術訓練で、黄善洪と金度勲を2トップに立てての練習試合で、両選手は絶妙なコンビプレーでそれぞれゴールを決め、ヒディンク監督から肯定的な反応を引き出した。
99日本Jリーグで得点王に輝いた経験のある黄善洪は、韓国代表チームと国家代表チーム間試合(Aマッチ)87試合に出場し、合わせて45ゴールを獲得、金度勲は53試合で19点を入れている。とくに黄善洪は94米国ワールド杯の際、ドイツとの試合で1得点し、当時、世界最高と言われていたドイツのストライカー、クリンスマンに匹敵するとの評価を受けたことがある。
黄善洪と金度勲の2トップというカードは、韓国サッカーを世界トップレベルに引き上げたいヒディンク監督の構想の一つに浮上しつつある。
權純一 stt77@donga.com






