
気軽に春の気分を満喫できる旅行スポット6カ所を案内する
* 麗水(ヨス)鷲山(ヨンチュサン)
5〜20年もののチンダルレ(つつじ)が数万本も植えられている場所が山のあちこちにあり、最近になって全国最高のつつじの見物スポットとして脚光を浴びている。
つつじは「439メートル峰」と「ポンウジェ」の小高い山の頂きの間に集まっているが、行楽客はたいていここで時間を過ごして帰る。「興国寺(フングク)寺」→「ポンウジェ」→「439メートル峰」→「興国寺」のコースは歩いて1時間30分ほどだが、花に見とれるとどのくらいかかるのか分からないほどの絶景だ。また「450メートル峰」周辺の北側と東側の山道にも多くのつつじが見られる。4月初めに咲き始めた霊鷲山のつつじの花は4月中旬頃になれば、山全体を多いピンク色に染め上げる。
つつじ見物のついでに立ち寄る興国寺は、高麗の明宗の時代に視察のための場所を決める際、三羽の鳩を飛ばし、その一羽が降り立った場所に立てた護国寺だ。国宝396号に指定されている大殿を随え、その他にも国宝級があるなど多くのスポットがある。つつじの時期になると境内には桜も咲き乱れるなど、一層春のムードを醸し出す。
周辺スポット
韓国南部に接する海、南海を守る要衝地だった麗水は、朝鮮時代の約400年間、水軍の本拠地として歴史に登場する。李守舜将軍が日本の水軍を打ち負かしたことで有名な亀甲船の発祥地をはじめとし、朝鮮半島南部を敵から守ったことにまつわるスポットが多い。
麗水の代表的な島である梧桐島(オドンド)は、椿をはじめ約200種類の樹木と奇岩でかこまれている。島の椿を見た後には橋を渡って隣の突山島(トルサンド)南側に位置した岸壁「向日庵」を訪れるとよい。「太陽に向かう庵」という名の通り、美しい日の出が見られることで有名だ。
食事と宿泊
興国寺周辺には適当な宿泊施設がないので、麗水市内にある旅館や梧桐島などにある旅館や民宿を利用する。麗水は地元の海産物をふんだんに使った鍋料理などが有名で、地元特産のカッキムチ(からし菜のキムチ)もおすすめだ。
行き方
全羅道に向かう湖南高速道路で順天インターチェンジか南海高速道路の光陽インターチェンジで降り、国道17号線に沿って麗水方向に向かう。 興国寺の入口に駐車場がある。 梧桐島は麗水市役所を過ぎて、全羅線の終着駅、麗水駅方向に向かえばよい。「向日庵」は梧桐島から大橋を渡って、島の23キロほど奥まった所にある。
南海 錦山
南海(ナメ)錦山(681m)へ向かう道は素晴らしい花の道が続く。求禮(クレ)へ向かう蟾津江(ソムジンガン)に沿った道では、桜や梅が川の水に映り、道行く人の足を止める。花の饗宴に酔いしれて浮かれた気分をなだめながら南海大橋を渡ると、今度は南海まで続く年輪10〜30年の桜の木が春の旅人を迎える。ここでは海に映った華やかな桜の姿を鑑賞することができる。南海の桜は4月のはじめに満開となる。
錦山の菩提庵(ボリアム)は、雪岳山の鳳項庵(ボンジョンアム)、八公山(パルゴンサン)のカッ岩と共に、韓国の3大祈祷場と言われている。山登りには、サンジュの切符売り場で双紅門(サンホンムン)と菩提庵を経て頂上に向かう道と、錦山の北側にあるボクコク切符売り場で菩提庵を経て頂上に登るという2つのコースがある。
周辺スポット
南海大橋が架っている露梁(ノリャン)海峡は、1598年、忠武公李瞬臣(イ・スンシン)将軍が日本の艦隊を撃滅し、壮烈に殉国した歴史の現場だ。このような忠武公の業績を称えるため、露梁海戦の戦跡地である雪川(ソルチョン)面露梁里に立てられた忠烈士・忠武公の肖像を奉った二楽(イラク)寺などの遺跡や、西浦(ソポ) 金萬重(キム・マンジュン)の遺虚地とされているノ島、台風・塩害から村を守った勿布里(ムルコンリ)防潮漁夫林(天然記念物150号)などがある。
食事と宿泊
サンジュ切符売り場周辺にあるジェドゥジャン旅館(055-862-6022)、第一山荘(055-862-6030)、釜山旅館(055-862-6060)や、勿布里防潮林村の民泊などを利用。ブクコク切符売り場の近くにもたくさんの食堂や丸太山荘(055-862-4651)などの宿泊施設がある。その外、錦山の裾の東側にある南海ピョンべク自然休養林(055-867-7881)で丸太の家に1泊するのもいいだろう。
行き方
南海高速道路を利用する場合、嶺南(ヨンナム)地方では河東(ハドン)の辰橋(ジンギョ)面所在の辰橋インターチェンジから出て「南海」の表示に従って1002番地方道路を走る。湖南地方からはの場合は蟾津江を渡り、河東インターチェンジから出て19番国道に乗って南海に行く。どちらの道も南海大橋につながる。南海大橋を渡り、19番国道を走り、南側から下りる。
*公州 鶏龍山
カプハ山とトドク峰の間にあるサプジェから東鶴(トンハク)寺の切符売り場まで続く3kmの区間は、道の両側に500本を超える桜の木が並び、満開になった時の眺めは壮観だ。行楽客の数も少なく、比較的ゆったりと桜を鑑賞することができる。桜が風に吹かれる時は、まるで雪国に来たような気分になれる。
鶏龍山(845m)にある東鶴寺は、清島の雲門(ウンムン)寺、陽山(ヤンサン)の内院(ネウォン)寺、禮山修得(スドク)寺のキョンソン庵、ソウル タプコル僧房・僧伽寺と共に、韓国の比丘尼の修練場所として有名だ。
鶏龍山に登ったらオヌィ塔(兄妹塔)は必ず見ておくべき。先年の歳月の間耐え続けてきたチョンリャン寺跡の双塔(7層石塔と5層石塔)は、ある乙女が自分の命を救ってくれた僧侶に従い一生修行を続けたという説話が伝えられている。
周辺スポット
鶏龍山入り口にあるバクジョンジャロータリーにある彫刻公園は、20人余りの有名作家の作品25点が秀麗な周りの景色と調和し、休息空間として脚光を浴びている。鶏龍山の裾は粉青沙器が有名な所でもある。ここは壬辰倭乱(イムジンウェラン・慶長の役)の時、日本に連れられていき日本の陶芸の始祖となったイ・チャムピョンの記念碑が立っている。近くのサンシン里には20人余りの陶芸家が作品活動をしている陶芸村がある。
食事と宿泊
鶏龍山東鶴寺の駐車場付近に東鶴山荘(042-825-4301)、サンスジャン(042-825-0022)などの旅館と、たくさんの民泊がある。東鶴食堂、公州食堂は有名な山菜定食、山菜ビビンバ、キキョウの根料理などを食べさせる専門食堂だ。
行き方
湖南高速道路の儒城(ユソン)インターチェンジから出て32番国道に乗り、「公州鶏龍山」方向に7km程走ると、パクジョンジャロータリーがある。ここで左折し、桜並木を3.5km程進むと東鶴寺の駐車場に出る。






