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[記者の目]ナンタの力

Posted February. 07, 2001 11:13,   

ここ数年間、国内で爆発的な人気を集めてきたミュージカル「ナンタ(乱打)」が、遂に国際舞台で「実」を結んだ。9月、米国・ボストンのシューベルト劇場を初めとして34週間北米55都市を巡回するツアー公演を契約し、ミニマム(最小)ギャランティーだけで400万ドル(約52億ウォン)を確保したのだ。この金額は、言うまでもなく国内公演団体の海外進出史上最高の記録である。

更に驚くべきことは、この成果が「最後ではなくスタート」に過ぎないと言う点だ。「ナンタ」の今回の米国・ツアーには演劇人の「夢の舞台」であるニューヨーク・ブロードウェーが含まれていないからである。

現在、「ナンタ」の位置をプロ野球に例えれば、これでやっとぺナントレースに参加したことになる。多くの公演を通じて、作品性と興業性を認められて初めて、ポストシーズンの舞台(ブロードウェー)に立つことが出来るからだ。

「ナンタ」の制作社の希望通りに、来年の下半期頃「ポストシーズン」に進出すればその結果はどうなるだろう。

先ず、「ナンタ」の「ギャランティー」、ブロードウェーを経た実績だけで大幅アップすることは、火を見るより明らかだ。ブロードウェーを除いた米国・ツアーで400万ドルを儲けたが、これより2倍、3倍以上のギャランティーの上昇効果が期待されると専門家らは口を揃える。

「ナンタ」がブロードウェーでも必ず成功して、韓国の代蕪Iな文化商品として確固たる位置を博することを希望するが、今のところその結果は卵ェし難い。

しかし、「ナンタ」が沈滞している国内の公演界に海外進出への可柏ォを開き、また刺激剤になっていることだけは確かだ。

「オペラの幽霊」、「ミス・サイゴン」などの海外の有名ミュージカル制作社は、我々にギャランティーとして50億〜70億ウォンに達する大金を要求しながら「嫌なら公演しない」と言っている。

一方、我々が「ナンタ」のような数百万ドルのギャランティーを貰って、外国舞台で立派な公演をすることも今や単なる夢物語ではなさそうだ。



金甲植(キム・ガプシク)記者 gskim@donga.com