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[書評]法頂「春夏秋冬」

Posted January. 12, 2001 11:36,   

大袈裟に言えば法頂の社会学とも言えるだろう。欲を捨て、消費を減らし、できれば単純に生きようという無所有の文章は、100万人いや200万人に迫る読者を生み出した。

僧侶法頂のエッセー集が発刊された。ベストエッセー集というよりは、編者である詩人リュ・シファ風に季節感が強く浮黷トいる文章を集め、一種の名言録のような形で告ャし、終わりには法頂の手紙も載っている。

有名な僧侶の学識を期待すれば、きっと失望するに違いない。法頂はただ昨日は12キロも離れている市場で豆腐一丁、葵を一束、食パン1袋、鎌一丁、鉛筆2本を買ってきたよ、と知合いに手紙を出しているだけだ。

そういう脈絡から法頂の姿を鑑みては、自然の調和と流れに身を任せている法頂の平常心を汚す事になるだろうか。何度も読み返しても、文章には誰かを非難したりののしった痕跡はないが、なぜだろう。読む間ずっと叱られているような気がした。

法頂著/リュ・シファ編/219ページ、8000ウォン、イレ