「専門家は通貨危機を招いた韓国経済の問題が『過剰な負債と過剰な施設』にあったと診断した。以後3年間『リストラ』を進めてきたがその問題は全く解消されていない」
金鐘仁(キム・ジョンイン、60)前大統領経済首席は23日、共同体社会フォーラム主催の朝餐講演で「これまでの3年にわたるリストラにより、国民負担である公的資金を110兆ウォンも充てたにもかかわらず結局何も変わっていない」とし、「このような方針のままでは追加資金50兆ウォンを導入したところで、良い方向へ向かうはずが無い」と述べた。
100kg積載可能な船に150kgを積み込み、問題が起きたとすればその荷物を減らさなくてはならないということだ。金前首席は「すでに市場に入っているからといって、生存能力の無い企業にまで市場存続のための資金支援を行うのはリストラではない」とし「ワークアウト(企業改善作業)制度が、救済金融とほとんど同じように用いられてきた」と厳しく指摘した。
金前首席はまた「IMF管理体制直後に手術を試みて腹を開いたものの、腫瘍のあまりの大きさにそのまま腹を閉じ、鎮痛剤だけを投与したがその腫瘍が再び問題を引き起こしている」とし、「現在の経済危機はこれまで無かった腫瘍が突然できたということではなく、累積された構造的問題から発生したものだ」と説明した。
金前首席は「危機克服のためには大手術が必要だ。政策決定者たちが国民の信頼に基づくリーダーシップを構築することが絶対的に重要である」と話した。良好なマクロ指標などで実像を覆い隠すのではなく、経済実像をありのまま説明し、構造政策に対する国民的合意(コンセンサス)を導き出さなければならない。
金承眞(キム・スンジン)記者 sarafina@donga.com






