Go to contents

[記者の目] 民主党の無気力症

Posted November. 22, 2000 11:13,   

検察首脳部への弾劾案処理が霧散になって以来、民主党内には無気力症が急速に広まりつつある。国会の跛行に対しても「何も解決にはならない」との嘆き声だらけだ。

21日にも民主党は最高委員懇談会をはじめ、党4役会議、顧問団会議などを相次いで開いたが、「国会を1日も早く正常化すべきだ」との原則論しか繰り返さなかった。

ある高位関係者は「ハンナラ党の掲げた国会正常化への前提条件はとんでもないものばかりだ。検察首脳部の退陣、国会議長の辞退など我々の受け入れられるものは何一つないではないか」と語った。

青瓦台(大統領府)も“国会問題は党に任せる”との立場を取っている。何人かの与党関係者が水面下で動いてはいるものの、今のところは角界人事を相手にアイデアを求める水準に止まっている。

こうした状況の中で民主党に出来ることは極めて制限的だと言わざるを得ない。“政争と民生懸案の分離”を訴えながらハンナラ党の説得に乗り出してはいるが、与野間の信頼が崩れてしまった現在、訴えや説得が功を奏するはずはない。

民主党は今からでも国会跛行の直接的な原因になった弾劾案処理の実力阻止に対して反省と共にお詫びを行なった上、政局を解決していくべきではないか。それが民主党の取るべき最小限の責任ある行動だと思われる。