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[社説]幕を閉じた26カ国首脳によるセレモ二ー

[社説]幕を閉じた26カ国首脳によるセレモ二ー

Posted October. 21, 2000 18:46,   

第3回アジア欧州会議(ASEM)が二日間の全ての日程を終えて無事に幕を閉じた。今回のソウル会議は、ASEMが名前だけの「首脳達のパーティー」という限界を克服し、具体的な発展の方向を設けたという点で評価できるだろう。

特に20日の1次会議で満場一致で採択した「朝鮮半島の平和に関するソウル宣言」は、南北朝鮮が歴史的な和解・協力時代を切り開くという、我々にとっては各別な意味を持つものだ。一部からは「宣言自体に北朝鮮の責任と義務に関する表現がなく、北朝鮮の態度の変化を堂々と要求するべきだった」という指摘もある。しかしアジア・ヨーロッパの26ヶ国が、現在の南北関係を積極的に支持するという事実は、大変な外交的意味を持つものだ。ヨーロッパの国々の多くが北朝鮮との修交を急いでいることだけを見ても、今回のソウル会議の影響を実感できる。

昨日の閉幕に合わせて採択されたアジア欧州協力体制(AECF)宣言もまた、過去の会議とは違い、アジア・ヨーロッパ間の多方面にわたる交流・協力方案を具体的に提示したという点で注目に値する。事実、第1、2回ASEM会議は、中身の無いスローガンを羅列しただけだという酷評を受けた。しかし今回は今後の二大陸間の協力事業をはっきりと定めることによってASEMは名実が伴った地域協議体の様相を呈するに到った。

しかしASEMが更なる発展を遂げるためには、加盟国相互間の緊密な絆と協力が必須である。

ASEMはその性格上、拘束力のある「実践機構」ではなく、あくまでも「協議機構」であるた

め、合意事項を実践するためには各加盟国の自発的かつ積極的な参与意志が大切だ。そのモチベーションを刺激できるプログラムが持続的に開発されなければならないだろう。

議長国である韓国としては、ソウル会議が成果を収めたことに誇りを持つべきだろう。ソウルで26ヶ国の首脳が一堂に会する会議が開かれたことに加え、ASEMに反対するデモがあちこちで行われたとはいえ、行事に大きな事故も無く進行したこともそうだ。

しかし今回の行事の準備と運営についての批判の声にも耳を傾けなければならない。交通の不便はどうしようもないとはいえ、その不便を最小化しようという努力は見えなかった。外国の来賓に対しては丁寧すぎるほどに接しながら、「韓国」について知ってもらうことはないがしろにし、「善意満点、広報0点」という話もあった。行事を全般的に管理する総括センターもないうえに案内書すらミスが多く、外国人が不便を被ったという話も聞く。これらの指摘は今後開かれる他の大規模なイベントのためにも胸に刻まなければならない。