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[寄稿] 国際協商力のある人材を育てよう

Posted October. 10, 2000 16:20,   

大宇(デウ)自動車に継いで韓宝(ハンボ)鉄鋼の海外売却が失敗したため、政府および経済界の関係者の国際協商力のなさやその責任が取りざたされている。

デウ自動車やハンボ鉄鋼の売却協商で債権団が犯した最大のミスは、本契約を締結する際、契約破棄の違約金などの具体的な制裁条項を設けず、相手が契約終了の段階で一方的に契約を破棄しても損害賠償の請求を不可狽オたことである。

デウ車の売却が失敗した重要な原因の一つとして、債権団がフォード以外には神経を使わなかったという協商技術の未熟さが多く取りあげられている。債権団がゼネラルモータース(GM)と現代・ダイムラークライスラーコンメ[シアムを第2、3順位の対象者として決めたなら、フォードがそんなに簡単に諦めたりはしなかったとの見方だ。

フォードの提案した価格が公開されるようにしたのも国際取引の基本を知らない無知の極地だった。それに、第2次協商を控えて政府と債権団が先ず買収してから精算する案や1ヶ月以内の早期売却案などの、まだ確定もされていない方針を先を争う形で漏らしたことも、協商力の低下に一役買うようになった。

数初ュドルに達する韓国の一流企業を国際入札にかけるにおいて、一銭の保証金ももらえず、全ての情報をそのまま手渡した韓国の協商力に、改めて惨憺たる気持を持たざるを得なくなる。

アメリカや北ヨーロッパなどの、人間的な関係に縛られず徹底的に結果指向的な取引に焦点を会わせる文化圏に属する人々は、協商の際には、今後起り得る誤解や問題点を前もって無くすため、文書に書かれた合意文をまとめるが、その項目の一行までにも気を使うという。

特にアメリカ人はあらゆる協商で意見の対立や論争が生じた時、人間的な関係に縛れずにもっぱら契約書に基づいた法律的な対応で一貫するという。

したがって、アメリカの会社は協商テーブルにつく際に、専門弁護士と一緒に契約書の合意文を一行、一字に至るまで検討する一方、問題点を発見するとその場で専門家のアドバイスを求めるという。

これに反して、和合や一致を重視し人間的な関係に焦点を会わせる韓国のような文化圏では、こうした態度はよく相手を信じない行為として受け止められる。したがって、契約の条項を一々点検することよりは、相手を思いやる人間関係や絆を重視した余りパーティーや酒宴の方に重みを置く傾向がある。

そのため、韓国人は協商テーブルで専門家をよく活用できず、協商の背後で適当に諮問したり契約の合意書が完成した後、遅れて問題点を発見し騒ぎ立てることがよくある。

今まで進めてきたデウ自動車とハンボ鉄鋼の海外売却はもう済んだことのように見える。協商の不馴れによる責任をいくら問うとしてもそれは後の祭りだ。

我々はいつも大変なことを経験してから慎む。これ以上、韓国が世界市場で笑い物にならないためには言語・文化的に多変化した有狽ネ国際協商迫ヘを持ち合わせた人材を多く育つことこそ韓国の協商力のなさを解決する方法だと思う。