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GM“大宇自動車買収”週明けに意向書を提出

GM“大宇自動車買収”週明けに意向書を提出

Posted October. 09, 2000 12:51,   

アメリカのゼネラルモータース(GM)が大宇(デウ)自動車の買収意志を表明し、泥沼に陥っていた大宇自動車の売却手続きが、早い進展を見せる見通しとなった。

李瑾榮(リ・クンヨン)金融監督委員長は8日(日曜日)、「GM側の関係者が7日(土曜日)、香港で呉浩根(オ・ホグン)前大宇構造調整推進協議会議長と会い、大宇自動車の買収意志を示唆した」とし「債権団はGM側を相手に本格的な協商に入る方針」だと明らかにした。

GMは9日(月曜日)ごろに大宇自動車債権団に買収意向書(LOI)を提出する予定だとした。呉氏はこれに先立ち6日(金曜日)、大宇構造協の議長職を辞任している。

李委員長は「GMが大宇自動車買収に積極的な姿勢を見せており、基礎実査と精密実査を終える次第、買収価格および付帯条件などを決定する」と明らかにした。

李委員長はGMの中途放棄の可能性に関し「フォードは内部事情のため契約締結直前に大宇自動車買収を放棄したが、GMは韓国を拠点にアジア市場への進出を目指しているため、協商途中に辞退することはないものと期待している」と強調した。

産業、ハンビッ銀行などの債権団は、GMが精密実査結果をふまえ「海外工場の一部や特定事業部門のみ買収する」という可能性に備え、分割売却手続きも引き続き準備するとしている。

一方大宇自動車売却を主導してきた産業銀行の関係者は「フォードの場合、了解覚え書き(MOU)から、買収の決定まで3ヶ月もかかった。LOIはまだ了解覚え書きの前段階であるため本契約までは多くの変数が残されており、売却達成を楽観するにはまだ早い」と話した。