Go to contents

一部病院、政府貸出金返済せず国民の負担加重

一部病院、政府貸出金返済せず国民の負担加重

Posted October. 08, 2000 19:54,   

70年代末から政府が、アジア開発銀行(ADB)などからの借款3兆1500万ウォンを医療施設拡充などのために246の病院に融資したが、昨年末までに1050億ウォンが返済されておらず、国民の負担が加重していることが分かった。国会保健福祉委所属の民主党の金明燮(キム・ミョンソプ)議員は日曜日、保健福祉省から受け取った国政監査資料を引用し、「政府は医療機関から貸出金を返してもらっていなくても、2012年までに段階的に借款を返済し終えなければならないが、昨年末までに63もの病院が1000億ウォン以上の貸出金を返さずにいる」と発表した。金議員は、「これらの病院をこのまま何ら措置しない場合、結局国民が支払った税金を食いつぶすことになる」と語り、「医療保険などを支給する際、借款額を差し引くなどの強硬な措置を取らなければならない」と主張した。