
政府と大韓赤十字社は、9月30日に北朝鮮赤十字会から送られてきた生死確認依頼者100人の名簿を今日マスコミに公開するとともに、行政自治省などの関係機関の協力を得て南側家族の生死および住所の確認作業に入った。北側から送られてきた消息調査依頼書(生死確認依頼書)は、北側家族の身上を中心に南側の家族の名簿と父母の姓名等が詳しく記録されており、8・15(第一次)離散家族相互訪問の時より、確認作業が早く終わるものと思われる。北側の生死確認依頼者100人中、南側の直系家族を捜している人は7人で、このうち妻と子供を捜している人は3人だった。残りの93人は兄弟・姉妹の生死確認を依頼している。
また政府と韓赤は同日、北側の生死確認依頼者名簿によって生存が確認できた南側家族は、11月に予定されている書信交換の対象には含まれる可能性があるが、11月と12月に予定されている離散家族追加相互訪問団には含まれないことを明らかにした。政府関係者は、11月2日から4日に行われる第二次離散家族相互訪問団のための生死確認予備候補者200人についてはすでに選定作業が完了しているとし、9月と10月に交換する生死および住所確認者名簿は第二次赤十字会談での合議に従って生死確認のみが行われるだろうと説明した。韓赤は第二次離散家族訪問団の予備候補200人の名簿を一両日中に北側と交換する予定だとしている。






