板門店南北連絡事務所、月曜日から稼動

韓国と北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）は１４日、板門店（パンムンジョム）の南北連絡事務所の開所式を開き、南北当局間の連絡業務を本格的に再開する。これは先月３１日の第１回南北閣僚級会談の合議事項によるもの。南北連絡事務所の機能の正常化は９６年１１月に中断されてから３年９ヶ月ぶりだ。

連絡事務所は板門店の南側の自由の家と北側の板門閣の間にそれぞれ設置される。連絡業務は南側の場合、統一省南北会談事務局の卞景燮（ビョン･ギョンソプ）連絡部長ほか７名、北側はキム･ヨンチョル祖国平和統一委員局長ほか６名で構成された連絡官がそれぞれ担当する。

両側の事務所間には光ケーブルでつながれた直通電話２回線が設置され、平日は午前９時から午後４時、土曜日は午前９時から昼１２時まで連絡業務をする。

政府はこの日、板門店の南側の自由の家から朴在圭（パク･チェギュ）統一省長官ら関係者が出席するなかで連絡事務所の開所式を行う予定だ。