2400億ウォンの責任問題に始まった現代(ヒュンダイ、以下現代)重工業と現代電子間の紛争が法廷に飛び火して、グループ全体の内紛にまで広がっている。
現代重工業は27日、現代電子と現代証券を相手に損害賠償を求める旨を確定し、弁護人を選任した。書類検討を経て、28日中にソウル地方裁判所に訴訟を申し立てる計画だ。
現代重工業は同時に鄭夢憲(ジョン・モンホン)現代アサン理事会会長の側近である李益治(イ・イクチ)現代証券会長の責任も申し立てた。場合によっては提訴することも検討している。これは、ジョン氏兄弟間の争いに飛び火するだろうと見られる。すでに現代内部では傘下のグループからの退陣を中心として兄弟間での摩擦が引き起こっている。
これに先立ち、重工業側は李益治現代証券会長と金栄煥(キム・ヨンファン)前現代電子社長が97年同時、現代重工業宛に書いた損失保全覚書を公開した。






