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現金257兆ウォンを保有するバフェット氏「ボールが気に入った時だけスイング」

現金257兆ウォンを保有するバフェット氏「ボールが気に入った時だけスイング」

Posted May. 06, 2024 09:07,   

Updated May. 06, 2024 09:07

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「2016年の初投資以来、アップルへの投資魅力は低下していますか?」

4日(現地時間)、米ネブラスカ州オマハバスケットボールのホーム球場であるCHIヘルスセンター。世界中から約3万人が集まったバークシャー・ハサウェイの株主総会の会場で、マレーシアの株主であるシャーマン・ラム氏(27)の質疑が最初の質問として採択された。同社が第1四半期(1~3月)に保有しているアップル株式の13%に該当する約1億1500万株を売却したという発表が出た直後だった。株主総会の最前列には、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が座っていた。

同社のウォーレン・バフェット会長(写真)は、「違う。アップルは今年、我々の保有株式の中で最も高い割合を占めるだろう」とし、「連邦政府は、企業の収益に一定部分を(税金として)所有しており、財政赤字が高く、その割合を高めたがるだろう」と話した。法人税の上昇を懸念した持分の縮小であり、アップルに対する展望が変わったのではないと釈明したのだ。バフェット氏はまた、「コカコーラとアメックス、アップルは、特別なことがない限り最後まで持っているだろう」と再度強調した。

同社は、大量売却にも関わらず、3月末基準で1354億ドル(約184兆ウォン)分のアップル株式を保有しており、依然として上場指数ファンド(ETF)を除いたアップルの筆頭株主だ。同社は同日、現金性資産が昨年末の1676億ドルから第1四半期末は1890億ドル(約257兆ウォン)に増えたとも明らかにした。


金玹秀 kimhs@donga.com