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当選者31人…親明系「革新会議」が「共に民主党」最大の議員の会に

当選者31人…親明系「革新会議」が「共に民主党」最大の議員の会に

Posted April. 30, 2024 08:42,   

Updated April. 30, 2024 08:42

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最大野党「共に民主党」内の親明系(李在明氏系)」の会である「共に民主全国革新会議」(革新会議)から4月10日の総選挙で31人の当選者が輩出し、第22代国会で民主党内の最大議員の会となった。これまで党内最大の議員の会・派閥だった「より良い未来」が公認と総選挙を経て所属議員数が大幅に減少したためだ。革新会議が29日、国会議員会館で当選者懇談会を開き、本格的な勢力誇示に乗り出したことで、強硬な親明系が党を完全に支配したという声が出た。彼らの影響力を意識したかのように、禹元植(ウ・ウォンシク)、鄭成湖(チョン・ソンホ)、趙正湜(チョ・ジョンシク)、秋美愛(チョ・ミエ)ら国会議長候補4人も皆懇談会に出席し、支持を呼びかけた。

同日、国会で開かれた革新会議主催の「総選挙評価及び組織展望を議論する懇談会」には、31人の当選者をはじめ、会員が参加した。昨年6月に発足した「革新会議」は、李在明(イ・ジェミョン)代表に対する逮捕同意案可決事件当時、非明(非李在明)系攻撃の先頭に立ったほか、当選者31人の大半が総選挙の党内選挙で非明系の現職議員を破った。ソウル恩平(ウンピョン)乙の党内選挙で、非明系2期の姜炳遠(カン・ビョンウォン)議員を破った革新会議常任代表の金宇栄(キム・ウヨン)氏をはじめ、いわゆる「大庄洞(テジャンドン)弁護士」である金起杓(キム・ギピョ、京畿道富川乙)、李建台(イ・ガンテ、富川乙)、金東我(キム・ドンア、ソウル西大門甲)当選者らも、革新会議所属だ。総選挙期間中に「暴言論議」を起こした梁文錫(ヤン・ムンソク、京畿道水原丁)、金俊爀(キム・ジュンヒョク)(京畿道安山甲)当選者も会員として同日の懇談会に参加した。

彼らは「李在明と共に政権交代」と書かれたプラカードを持って挨拶を交わした。懇談会が始まると、金宇栄氏が「逮捕同意案可決事件」当時の集会で、「裏切り者を断罪し、李在明を守ろう」と話す映像が流れ、会員たちは歓声を上げた。

懇談会の会場を訪れた国会議長候補らも、先を争って強硬な発言を繰り出した。秋氏は、「2016年の朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領の弾劾騒動当時、党代表を務め、行商責任論を取り上げて(与党と)談判をした」と話した。禹氏は、「議長が単なる司会者ではないことを示し、(大統領の拒否権を無力化するのに)足りない8議席を埋めるための国民的な圧力をどのように作るか考えたい」と述べた。鄭氏は、「(与党と)協議ができない時は議長の権限で断固として臨む」とし、趙氏は「議長の同意なしに検察の国会家宅捜査ができないようにする。また、(与党が本会議の開催に反対すれば)議長の職権ででも開く」と述べた。

これに対して党の一部からは、「党内最大の議員の会まで『強硬親明』で埋め尽くされ、党が極端な対与闘争モードに向かうのではないか」と懸念する声も出ている。


アン・ギュヨン記者 kyu0@donga.com