Go to contents

中国の富裕層が好むスマトホ、ファーウェイがアップル抜いて1位に

中国の富裕層が好むスマトホ、ファーウェイがアップル抜いて1位に

Posted April. 03, 2024 09:07,   

Updated April. 03, 2024 09:07

한국어

不動産市場の不振や消費低迷などで中国経済が苦戦している中、健康、観光業を中心としたプレミアム消費市場はさらに大きくなるという見通しが出た。特に、中国の富裕層が好むスマートフォンブランドでは、中国のファーウェイがアップルを抜いて1位を記録した。

2日、台湾の聯合報は、「中国版フォーブス」と呼ばれる胡潤研究院の資料を引用し、今年、中国のプレミアム消費市場規模が昨年より3%増の約1兆6600億元(約310兆ウォン)と推定されると明らかにした。プレミアム消費市場には、高級車(9千万ウォン以上)、高級衣類・時計、宝石、家電製品、豪華旅行及びヘルスケア産業などが含まれる。同研究院は、「高級車市場の規模はやや減少したが、豪華旅行産業などが急速に成長し、全体市場が拡大した」と診断した。同研究院は、今回の調査のために、平均資産が4500万元(約83億ウォン)の750人にアンケートを取った。このうち33人は資産1億元(約186億ウォン)を超える超高額資産家だ。平均年齢は36歳だった。

今年、中国の富裕層が投資を最も増やす分野は、金、ファンド、銀行預金と調査された。不動産市場の不振を反映したかのように、住宅・店舗などの不動産投資を減らすという回答が多かった。

富裕層が好む余暇活動としては、旅行が最も多く挙げられた。新型コロナウイルスの感染拡大と当局の防疫措置で抑圧された旅行需要が大幅に増加したためとみられる。彼らが今年使う平均休暇は24日で、昨年(22日)より2日増えた。

同研究院は同日、「2024年ベストブランド」ランキングも発表した。富裕層は、昨年まで1位だったアップルの代わりにファーウェイを好むスマートフォンに挙げた。米国と中国の覇権争いによる愛国主義消費ブーム、当局が公務員や国有企業職員に外国製スマートフォンブランドの使用禁止を命じた影響とみられる。

もらってうれしいプレゼントのブランドとしては、男女ともにフランスの高級ブランド「シャネル」を最も多く挙げた。最近、中国の電気自動車産業が急成長しているが、最高の電気自動車ブランドとしては、米国のテスラが選ばれた。


金喆仲 tnf@donga.com