Go to contents

李洛淵氏が離党、「共に民主党は1人政党、防弾政党に変質」と李在明氏を批判

李洛淵氏が離党、「共に民主党は1人政党、防弾政党に変質」と李在明氏を批判

Posted January. 12, 2024 08:02,   

Updated January. 12, 2024 08:02

한국어

最大野党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナクヨン)元代表が11日、離党を宣言し、「共に民主党は1人政党、防弾政党に変質した」と述べ、同党の李在明(イ・ジェミョン)代表を批判した。国会議員を5期務め、文在寅(ムン・ジェイン)政権で初代首相となった李洛淵氏が、離党して新党結成を宣言したことで、野党と第3地帯の動きに与える影響は小さくないとみられる。

李洛淵氏は同日午後、国会で記者会見を開き、「24年間在籍した民主党を離党する」と宣言した。そして、「民主党は私を含め、長い間党員にとってすでに『見慣れぬ家』だ」とし、「金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)の精神と価値と品格は消え、暴力的で低級な言動が横行する『1人政党』『防弾政党』に変質した」と主張した。さらに、「2年間、全国で『スイカ』(表面は『共に民主党』、中身は与党『国民の力』という意味)と侮辱され、『処罰』の対象と攻撃された」とし、「そのような残酷な現実が改善されることを望んだが、むしろ悪化した」と強調した。

李洛淵氏は、前日離党した非明(李在明)系の「原則と常識」の議員3人を「同志」と表現し、協力する考えを明らかにした。「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)元代表との連帯の可能性についても、「志を共にする人は誰でも協力する用意がある」と述べた。

李洛淵氏の離党に対し、「共に民主党」内からは批判が溢れた。同党議員129人は同日、共同声明を発表し、「一度も犠牲を払わずに『共に民主党』の名前で栄光だけを享受し、離党する」と非難した。前日退院した李在明氏は同日、李洛淵氏の離党について発言しなかった。


ユン・ミョンジン記者 mjlight@donga.com