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イスラエル在住の韓国人など220人が韓国空軍輸送機で帰国

イスラエル在住の韓国人など220人が韓国空軍輸送機で帰国

Posted October. 16, 2023 10:05,   

Updated October. 16, 2023 10:05

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パレスチナ武装組織ハマスから奇襲攻撃を受けたイスラエルに滞在していた韓国国民と日本人など220人を乗せた韓国空軍輸送機が14日、ソウル空港に到着した。政府は、輸送機に韓国人の座席を先に割り当て、人道レベルで日本人はじめ外国人の搭乗を提案した。政府は、韓日関係が正常化した後の今年4月、北アフリカのスーダンで発生した内戦から韓国人を撤収させた「プロミス作戦」の時も日本人を一緒に救出した。

外交部によると、14日午前、韓国人と日本人、シンガポール人など220人を乗せた韓国空軍のKC330「シグナス」多目的空中給油輸送機が、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)のソウル空港に着陸した。13日午前に韓国を出発し、14日午前2時15分、イスラエルのテルアビブ・ベン・グリオン空港に着陸した輸送機には、長期滞在者81人と短期旅行客82人の韓国国民163人が搭乗した。

さらに、日本人45人とその家族であるイスラエル人やフランス人6人の51人も搭乗した。シンガポール人6人も輸送機に乗った。外交部の関係者は、「帰国を希望した韓国国民を全員乗せても80席ほどの余裕があり、韓国政府が先に12日、人道的支援のために駐イスラエル日本大使館などに搭乗を提案し、韓国と隣接した他国籍の人々も乗ることになった」と伝えた。

外交部によると、日本の上川陽子外相は15日午前、朴振(パク・ジン)外交部長官との電話会談で、日本国民や家族など51人が帰国できるよう支援を受けたことに対して丁寧に謝意を表し、「類似の状況が発生すれば、日本も積極的に協力する」と述べた。上川外相は記者団に対し、「韓国政府から支援を受けたことに、心から感謝する」と述べた。


孫孝珠 hjson@donga.com