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ファンサービスと名曲メドレーで盛り上がったラウブの来韓公演、突然のプロポーズイベントには不満の声も

ファンサービスと名曲メドレーで盛り上がったラウブの来韓公演、突然のプロポーズイベントには不満の声も

Posted August. 31, 2023 08:19,   

Updated August. 31, 2023 08:19

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アニメ映画「マイ・エレメンタル」のOST「Steal The Show」を歌った米国のポップ歌手、ラウブ(29)がソウル松坡区(ソンパグ)にあるオリンピック体操競技場で29日、国内初の単独コンサートを開いた。「マイ・エレメンタル」は30日までに705万人の観客を動員し、国内で上映されたピクサーのアニメ映画では最高の興行記録を打ち立てた。ラウブの曲「Steal The Show」が映画のメインテーマ曲であり、来韓コンサート前から高い注目を集めた。

この日のコンサートでラウブは「Love U Like That」を皮切りに計24曲を熱唱した。国内でも有名な「Paris in the Rain」(2018年)、トロイ・シバンとのコラボ曲「I'm So Tired」(2019年)など序盤から続いた名曲に観客1万5000人余りは合唱で応えた。ラウブは口をふさぎながら「韓国は本当に愛らしくてすごい国」と叫んだ。ラウブはBTS(防弾少年団)がフィーチャリングに参加して話題になった「Who」(2020年)も歌った。

ラウブは「Tattoos Together」(2020年)を歌う時、腕に刻んだハングルのタトゥー「マッサル(カニカマ)♡」を披露した。ギターとピアノを直接弾きながら歌う場面も。

不満の声あった。コンサート終盤にラウブがピアノを弾きながら「Steal The Show」を熱唱する時、ある一般人カップルが登場しサプライズプロポーズをしたのだ。これはラウブが直接企画したイベントで、ラウブはカップルのプロポーズを見ながら涙を流した。しかし、今回のコンサートで特に注目を集めたこの曲を期待した観客から「歌ではなくプロポーズに集中した舞台は残念だった」という意見が多かった。


キム・テオン記者 beborn@donga.com