Go to contents

孫興民の相棒ケイン、キム・ミンジェのミュンヘン移籍が有力

孫興民の相棒ケイン、キム・ミンジェのミュンヘン移籍が有力

Posted August. 12, 2023 08:31,   

Updated August. 12, 2023 08:31

한국어

イングランド・プレミアリーグ(EPL)のトッテナムで孫興民(ソン・フンミン=31)と呼吸を合わせてきたハリー・ケイン(30)がバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に移籍するという報道が出た。EPLのシーズン開幕を翌日に控えた時点だ。こうなれば、ケインは19日に開幕する2023~2024シーズンのドイツ・ブンデスリーガでキム・ミンジェ(27)とチームメイトとしてプレーすることになる。

スポーツ専門メディアのジ・アスレチックは11日、「ケインがミュンヘン加入に合意した。契約期間は4年」とし「ケインはメディカルテストと移籍手続きを終えるためミュンヘンに向かうため、トッテナムの承認を待っている」と報じた。ミュンヘンがトッテナムに提示したケインの移籍金は1億ユーロを超えるが、オプション条項まで含めれば1億2000万ユーロ(約1750億ウォン)程度だという。

ミュンヘンは昨シーズンまでリーグ11連覇を含め通算33度もリーグ頂点に立った「ブンデスリーガの巨艦」だ。しかし、「得点マシーン」ロバート・レヴァンドフスキー(35)が昨年7月、FCバルセロナ(スペイン)に移籍して以来、代替要員を見つけることができず苦労したが、ついにケインを獲得するようになったのだ。

ケインはEPLを代表するFWだ。昨シーズンまでEPL320試合に出場して213ゴールを記録したが、これは現役選手では最多記録だ。引退選手まで含めると260ゴールを決めたアラン・シアラー(53)に次ぐ歴代2位だ。EPL得点王を3度も輝いた。ケインがEPLでプレーし続ければ、シアラーを越えて通算最多得点も狙える。しかし、ケインは優勝トロフィーをもっと欲しがっているようだ。ケインはEPLで一度も優勝したことがない。

ケインは特に孫興民と呼吸がよく合い、国内サッカーファンの間では「ソン・ケデュオ」と称された。2人はトッテナムで8シーズン一緒にプレーしている間、お互いの得点に貢献し、計47ゴール(孫興民24ゴール、ケイン23ゴール)を合作した。EPLでは同部門最多記録だ。

スポーツ統計専門会社オプタは12日キックオフする2023~2024シーズンEPLを控えて得点王候補11人を挙げたが、「ケインが去れば背負う責任が大きくなるだろう」として孫興民も含ませた。

前日には「トッテナムがケインの移籍をこれ以上阻止しないことを決め、最終選択はケインに任せることにした」という欧州メディアの報道があった。ケインとトッテナムの契約期間は来年6月30日までだ。ケインはトッテナムとの契約延長を望んでいなかった。移籍金を上げ続け、ミュンヘンの提案を3度も断ったトッテナムが、最後にはケインを手放すしかなかったのもこのためと見られる。契約期間が残っている時に選手を行かせてこそ移籍金を受け取ることができる。


金培中 wanted@donga.com