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BTSシュガのワールドツアー終了、8月にソウル蚕室でアンコール公演開催

BTSシュガのワールドツアー終了、8月にソウル蚕室でアンコール公演開催

Posted June. 27, 2023 08:21,   

Updated June. 27, 2023 08:21

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「皆さんがこのツアーの本当の最後(の客)です」

25日、ソウル市松坡区蚕室(ソンパク・チャムシル)室内体育館。「D-DAY」と書かれた黒いジャケットを着たグループ「BTS」のメンバー、シュガが登場した。同日は、今年4月からソロアルバム「D-DAY」発売を記念して、米ニューヨークを皮切りに世界9都市で28万人の観客と会った彼のソロコンサートの最終日だった。シュガの初のソウル単独コンサートでもある今回の公演に、24、25日の2日間で約1万5千人が訪れた。

シュガは、禁止を解くという意味が込められた曲「解禁」でコンサートを始めた。観客はこの曲が流れると全員立ち上がり、シュガは約2時間にわたり「大吹打(Daechwita)」「Agust D」「give it to me」などソロアルバムの収録曲を含む計19曲を熱唱した。

シュガが披露したパフォーマンスは一つの「作品」そのものだった。人間関係についての苦悩を込めた曲「People」を歌う時は、ダンサー10数人が街を徘徊するようにステージ上を歩き、無限大の記号(∞)を描いた。シュガは、「今回の公演のためにこの振り付けを作ってくれたBTSのメンバー、J-HOPE(ジェイホープ)に感謝の気持ちを伝えたい」と話した。今年3月に死去した日本の巨匠音楽家・坂本龍一氏が参加した曲「Snooze」を歌った時は、坂本氏と会ったシュガの映像が電光掲示板に映し出された。映像の最後には「遠い旅、ご冥福をお祈りします」というメッセージもあった。「Trivia 轉:Seesaw」「Interlude:Shadow」を歌った時は、BTSのメンバーたちが直接サインしたギターを演奏した。

コンサートには、BTSのメンバーのジミン、ジョンクク、Vも訪れ、声援を送った。シュガは「一人でいるととても寂しい気分になるけれど、今日は私の兄弟が来てくれている」と嬉しそうに話した。これにメンバーたちは「ユンギ(シュガの本名)お疲れさま」と応えた。

アンコール公演の日程もサプライズ発表した。シュガが「最後」と言うたびに、客席からメキシコ、フィリピン、香港、ベトナムなど各国のファンたちの惜しむ声が上がった。これにシュガは、「だから準備しました」とアンコール公演の日程を明らかにした。アンコール公演は8月4~6日、ソウル松坡区のオリンピック体操競技場で行われる。


キム・テオン記者 beborn@donga.com