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1000ウォンでレベルの高い公演が楽しめる、世宗文化会館が10月まで16回実施

1000ウォンでレベルの高い公演が楽しめる、世宗文化会館が10月まで16回実施

Posted March. 03, 2023 08:40,   

Updated March. 03, 2023 08:40

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世宗(セジョン)文化会館は2日、今年の「千ウォンの幸せ」公演を16回行うと発表した。

この公演はたった1000ウォンのみ払えば、クラシックや大衆音楽、国楽、舞踊など多様な芸術作品を楽しめるようにするものだ。2007年に初公開されて以来、昨年まで36万人余りが観覧した。

世宗文化会館の関係者は、「今年は大劇場での公演を大幅に拡大するなど、昨年より1万人多い2万2000人余りの市民に観覧の機会を提供する」と話した。

今月21日、がん患者のための「Going Onコンサート」を皮切りに、6回の大劇場での公演など、計16回の公演が10月まで続く。Going Onコンサートは、「癌の発病後も、人生は続く」という意味を込めたもので、ミュージカル俳優のマイケル・リーとソプラノのカン・ヘジョン、バイオリニストのヤン・ジョンユンが出演し、ニューソウルフィルハーモニーが演奏を担当する。3日午後2時から8日まで、千ウォンの幸せのホームページで申し込むことができる。

来月25日は、ソウル市の「ママパパ幸せプロジェクト」と連係して、「解説のある春の夜のクラシックカフェ」の公演がチェンバーホールで開かれる。子育てをする親のための公演として、ソウル市響、KBS交響楽団、富川(プチョン)フィルハーモニーなどで活動している演奏者6人がワルツなどを聞かせる。

5月5日のこどもの日には、劇団「崖の果てから飛ぶ」の音楽劇「赤い鼻頬骨よ遊ぼう!ザ・クラウン」が繰り広げられる。音楽劇は、14人の道化師と4人の楽隊が台詞なしに非言語的要素だけで公演する「ノンバーバル」形式で作られる。7月には社会に第一歩を踏み出す自立青少年のために、歌手の10CMとソヌ・ジョンアが用意した「君のために準備した!」の公演が開かれる。

8月には、クラシックでの将来が期待される若者たちの演奏会と、「解説のある真夏の夜の映画とクラシック」の公演が予定されている。9月には、ユニバーサルバレエ団長の文薰淑(ムン・フンスク)氏の解説で、「くるみ割り人形」と「白鳥の湖」、「沈清(シムチョン)」などの作品に出会う「スペシャルエキシビション」が行われる。10月は、「マダンノリの女王」キム・ソンニョの代表作と主要シーンを披露する「キム・ソンニョのマダンノリ」が繰り広げられる。


柳聖烈 ryu@donga.com