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韓米、22日に米海軍潜水艦基地で「拡大抑止」運用演習を実施

韓米、22日に米海軍潜水艦基地で「拡大抑止」運用演習を実施

Posted February. 18, 2023 08:52,   

Updated February. 18, 2023 08:52

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北朝鮮の核攻撃シナリオを想定した韓米拡大抑止手段運用演習(DSC TTX)が22日、米ジョージア州キングスベイ海軍潜水艦基地で行われる。今回のTTXは、韓米国防長官が昨年の定例安全保障協議会議(SCM)で拡大抑止の実行力強化に向けて毎年開催することで合意した後、初めて行われる。軍によると、ホ・テグン国防政策室長と米国のシッダールトゥ・モハンダス国防次官補代理(東アジア担当)およびリチャード・ジョンソン国防次官補代理(核及び大量破壊兵器対策担当)が両国代表として出席する。米国の核戦力を統括する米戦略司令部とインド太平洋司令部の関係者も多数参加する予定だ。

キングスベイ基地には米海軍のオハイオ級戦略核潜水艦(SSBN)5、6隻が配備されている。戦略核潜水艦は、ミニットマン3(ICBM)、戦略核爆撃機とともに米国の3大核戦力とされる。20発の多弾頭核搭載潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載し、敵国の核攻撃時に核報復の任務を遂行する。軍関係者は、「北朝鮮に最も強力な拡大抑止の警告を送ることができる場所を演習場所に選んだ」とし、「韓米当局者が演習後、核潜水艦の内部を参観することも計画している」と話した。

こうした中で、韓国軍は3月中旬に韓米合同軍事演習「フリーダムシールド(FS=自由の盾)」を実施すると明らかにした。1、2部の区別なく、過去最長の期間である11日間連続で行われる。韓米連合上陸訓練「双龍(サンヨン)訓練」など大規模な野外機動訓練も実施される。

北朝鮮外務省の報道官は17日の談話で、「これまで見たことのない持続的で前例のない強力な対応に直面することになるだろう」と警告した。合同演習を挑発の大義名分にしていると指摘されている。軍当局者は、「新型ICBMの発射、7回目の核実験や戦略的挑発、局地的な武力示威の可能性などを注視している」と述べた。


尹相虎 ysh1005@donga.com