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韓米、北朝鮮の核攻撃に備えた「核の傘」演習を5月に実施

韓米、北朝鮮の核攻撃に備えた「核の傘」演習を5月に実施

Posted January. 12, 2023 08:46,   

Updated January. 12, 2023 08:46

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韓国合同参謀本部と米戦略司令部が、北朝鮮の核攻撃を想定した「核の傘」運用演習を今年5月に実施する計画だ。核の脅威や使用など北朝鮮の核挑発シナリオに応じて韓米軍事当局が米戦略兵器など核の傘をどのように展開し、攻勢的に対応するか具体案を議論・点検する。

国防部は11日、大統領室の迎賓館で行われた今年の業務報告で、米国の核戦力で同盟国への核攻撃を防ぐ「拡大抑止」の強化に向けて、韓米間で施行してきた拡大抑止手段運用演習(TTX)を今年初めて「軍対軍」形式で実施することを尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に報告した。その前の2月には、昨年11月の韓米安保協議会議(SCM)で定例化することで合意した韓米国防部間のTTXが実施される予定だ。TTXは通常、韓米国防部当局者が集まって政策分野で北朝鮮の核挑発シナリオごとの対応案を討議する演習で、文在寅(ムン・ジェイン)政府では2019年、21年に2回しか行われなかった。

2月に行われるTTXで国防政策分野を中心に核挑発対応が討議され、5月には実際の作戦(軍令)を遂行する軍組織がTTXを初めて実施し、米戦略兵器の展開規模や水準、合同対応など具体的な軍事対応案が議論される。李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は、業務報告後の記者会見で、「過去に政策レベルで行われたTTXよりも具体的で実質的なTTXと理解していい」とし、「具体的な脅威の種類に対応してどのように措置するかが議論されるだろう」と説明した。政府消息筋は、「拡大抑止の実行力を高めるための尹政府の意志を示す措置」と伝えた。

これと関連して、尹大統領は同日公開されたAP通信とのインタビューで、「(今年)TTXもあり、実際の核投発手段の起動に関する演習もあるだろう」と話した。戦略爆撃機や原子力潜水艦など米国の核戦略兵器が実際に韓半島に展開し、韓国軍と従来よりも強化した合同演習を頻繁に実施するということだ。

軍はまた、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応した「キルチェーン(先制攻撃)」の「目」となる偵察衛星1号機を今年下半期に打ち上げると報告した。軍は、2025年までに800キロ級の偵察衛星5機を地球軌道に順次安着させれば、米偵察衛星に依存してきた北朝鮮の挑発兆候の探知分野で韓国軍独自の能力が向上することを期待している。また、韓米は今年、北朝鮮の高度化した核・ミサイル開発の状況を反映させて、作戦計画などの指針となる2013年に立てられたテーラード抑止戦略(TDS)を10年ぶりに改定する方針だ。


申圭鎭 newjin@donga.com · 孫孝珠 hjson@donga.com