Go to contents

欧州22カ国でもカカオTアプリでタクシーが呼べる

欧州22カ国でもカカオTアプリでタクシーが呼べる

Posted September. 01, 2022 09:48,   

Updated September. 01, 2022 09:48

한국어

 

カカオモビリティが、ヨーロッパでもカカオTアプリケーション(アプリ)で現地の車両呼び出しサービスを利用できる「モビリティローミングサービス」を開始する。

カカオモビリティは31日、「タクシーなど、現地の車両呼び出しのモデルサービスをドイツで9月7日に発売し、10月には欧州の22カ国に拡大する」と明らかにした。

モビリティローミングとは、韓国国内で使用していたカカオTのアプリで、海外現地での移動手段を呼ぶサービスをいう。カカオモビリティは現在、アジア地域の8ヵ国でこのようなサービスを提供している。サービス予定の欧州地域を含めると、カカオモビリティのローミングサービス地域は30ヵ国に増える。

欧州地域では、モビリティ仲介プラットフォーム会社「スプリット」と提携する方法で、現地の車両呼び出しサービスを連動して運営する予定だ。利用者は、カカオTアプリでハングルで出発地と到着地を入力し、移動手段を選択すれば良い。

ドイツでのテストローミングサービスの利用料は、呼び出し1件当たり2500〜3000ウォン。他の国での利用料は確定していない。カカオモビリティの関係者は、「運転手とコミュニケーションが可能なリアルタイムの自動翻訳メッセンジャー、現在位置の写真伝送サービスなどの機能も追加する計画だ」と説明した。

カカオモビリティは今後、オーストリアやオランダ、スウェーデンなどの一部の国では、交通弱者やペット専用サービスも提供する予定だ。本格的な欧州市場への進出に向け、スプリットへの戦略投資を決めており、金額などの具体的な条件を調整している。


チ・ミング記者 warum@donga.com