プレミア得点王同士のソウル対決はならず、サラーが負傷でエジプト代表から離脱

イングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）の共同得点王に輝いた孫興民（ソン・フンミン＝３０、トッテナム・ホットスパー）とモハメド・サラー（３０＝リバプール）のソウル上岩（サンアム）での対決は実現しなくなった。

大韓サッカー協会は１１日、１４日にソウル・ワールドカップ（Ｗ杯）競技場で行われる韓国代表との親善試合に臨むエジプト代表メンバーに、サラーが負傷で合流しないと発表した。サラーの他にもオマル・マーモウシュ（シュトゥットガルト）、モハメド・エルネニー（アーセナル）、アハマド・ヘガジー（アル・イテハド）ら多くの主力が来韓するエジプト代表メンバーに入っていなかった。主力が抜けたエジプト代表は１０日に行われたアフリカネーションズカップ予選でエチオピアに０－２で敗れた。エチオピアは国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングが１４０位の弱体だ。

韓国（２９位）とエジプト（３２位）の対戦成績は５勝７分け５敗で互角だ。直近では２００５年ソウルで開かれた親善試合で韓国が０－１で敗れた。孫興民は、６月のＡマッチ４試合のうち最後の試合となるエジプト戦で３試合連続の得点に挑戦する。パウロ・ベント代表監督が先の３回のＡマッチで７ゴールを許し不安を見せていた守備陣をどう立て直すのかが焦点となりそうだ。


兪載泳 elegant@donga.com