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伝説のロックバンド「ピンク・フロイド」がウクライナ支援で新曲発表

伝説のロックバンド「ピンク・フロイド」がウクライナ支援で新曲発表

Posted April. 09, 2022 08:48,   

Updated April. 09, 2022 08:48

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英国の伝説的なロックバンド「ピンク・フロイド」が28年ぶりに再集結し、ウクライナ支援のための新曲をリリースした。7日(現地時間)、英紙ガーディアンとAP通信などによると、ピンク・フロイドの創設メンバーのデヴィッド・ギルモアとニック・メイスンが新曲「Hey Hey Rise Up」を同日発表した。新曲には2000年代以降に一緒に活動したガイ・プラットとプロデューサー兼作曲者のニティン・ソーニー、故人となったメンバーのリチャード・ライトの娘ガラも参加した。

新曲にはウクライナのバンド「ブームボックス」(BoomBox)のリーダー、アンドリーイ・クリヴニュークがロシアのウクライナ侵攻直後にインスタグラムに投稿したウクライナ民衆歌謡の一部が挿入された。2015年、ギルモアさんとロンドンで公演したクリヴニュークは最近、キーウ(キエフ)の聖ソフィア聖堂前でウクライナ独立軍を称える民衆歌謡を歌った。ピンク・フロイドは新曲の収益をウクライナ支援活動に寄付する予定だ。

ギルモアはガーディアンとのインタビューで、「クリヴニュークの民衆歌謡映像を見た瞬間、私が持っているプラットフォームを使って何かができると思った」とし、「主要強国が、独立した平和な民主国家に加えた不意の攻撃を見るの苦しいことで、挫折をもたらす」と話した。ギルモアは「嫁がウクライナ人で、孫たちの半分はウクライナ人だ」と語った。

1965年、ロンドンで結成されたピンク・フロイドは、社会問題を告発する内容の歌詞と多様な楽器を活用した独特な雰囲気の曲を通じて強力なファンダムを築いた。1960年と70年代の「プログレッシブ・ロック」時代を切り開いたと評価されている。


李知訓 easyhoon@donga.com