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李在明知事、親盧系・親文系との接触強化 支持基盤拡大に本腰

李在明知事、親盧系・親文系との接触強化 支持基盤拡大に本腰

Posted May. 22, 2021 08:13,   

Updated May. 22, 2021 08:13

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李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事が21日、京畿道高陽市(コヤンシ)のキンテックスで開かれた「2021非武装地帯(DMZ)フォーラム」で、李海瓚(イ・ヘチャン)元「共に民主党」代表とともに姿を現わした。水面下で李知事を支援する李元代表が公式の席上で李知事と並ぶのは初めて。フォーラムには、「親盧(親盧武鉉)の代母」と呼ばれる韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相をはじめ、親盧・親文(親文在寅)陣営の前・現職「外交安保通」が参加し、注目を集めた。

京畿道は2019年から毎年DMZフォーラムを主催している。今年は、李元代表が理事長を務める東北アジア平和経済協会と初めて共同主催した。基調演説を行った李元代表は、「平和経済協会とフォーラムを主催し、基調演説までして下さった李知事に感謝する」とし、「京畿道は地方政府も平和に貢献する意思と能力がある」と強調した。祝辞を述べた韓氏も、「京畿道と東北アジア平和経済協会が共同主催し、より意味深い」と述べた。

李知事は党内の支持基盤が弱いと言われてきたが、李元代表の水面下の支援を受け、最近、親盧・親文の人々との接点を拡大している。与党関係者は、「今回のフォーラムを機に、李海瓚系が李知事への支援に積極的に加勢する可能性がある」と話した。

フォーラムには、林東源(イム・ドンウォン)元統一部長官をはじめ、民主平和統一諮問会議の丁世鉉(チョン・セヒョン)首席副議長、李仁栄(イ・インヨン)統一部長官らが参加した。最近、京畿道国際平和交流委員長を務めた文正仁(ムン・ジョンイン)前大統領統一外交安保特別補佐官と「民主平和広場」共同代表の李鍾奭(イ・ジョンソク)元統一部長官は、特別セッションで討論者として参加した。

 

李知事は基調演説で、「対北朝鮮ビラ散布は犯罪行為」とし、「より多くの自由と人権のために自由と人権を脅かす自由は制限されて当然だ」と強調した。また、「開城(ケソン)工業団地の再開は、南北間の緊張緩和と交流協力の軸になるという点で非常に重要だ」とし、「開城工団の正常な運営を保証する2013年の南北合意は守られなければならない」と述べた。


朴民優 minwoo@donga.com