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トランプ氏の女性蔑視発言、夫人が援護

Posted October. 19, 2016 07:36,   

Updated October. 19, 2016 07:52

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米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)のメラニア夫人(46)が、女性に関してわいせつな会話をしていたビデオ波紋後、長い沈黙を破って夫を擁護した。メラニ夫人は7日、トランプ氏の女性蔑視発言の暴露後に声明を出し、「私も受け入れ難い」と憤った。

メラニ夫人は17日、FOXニュースのインタビューで、選挙戦で過去のモデル時代のヌード写真がメディアに公開されたことを取り上げ、「私の過去は取り上げられたのに、ビル・クリントン元大統領の(性暴行の)過去はなぜ取り上げられないのか。報道機関と私の夫がその問題を提起することはむしろ公正だ」と主張した。

また、同日放送されたCNNとのインタビューでは、「夫に直接(女性蔑視発言ビデオでの)言葉は不適切だったと言った」としながらも、「当時の発言は『ボーイズトーク(男同士のあけすけな会話)』だった。私がそうしたように、夫の謝罪を受けて入れてほしい」と呼びかけた。また、「夫が(ビデオで話をした番組司会者)ビリー・ブッシュ氏から汚い言葉や悪い言葉を発するようそそのかされた」と述べた。ブッシュはジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事のいとこで、今回の事件後、出演中のNBC放送のすべての番組から降板した。

既成メディアが民主党候補ヒラリー・クリントン氏を当選させるための「選挙操作」をしていると繰り返し主張するトランプ氏は、大統領選の勝敗に関係なく、自分の放送局を作ることを考えている。

議会専門紙「ザ・ヒル」は同日、トランプ氏の長女イヴァンカ氏の夫であるジャレッド・クシュナー氏がこの数か月間、ライオンツリー・アドバイザーズのバーコフ最高経営責任者(CEO)に接触し、「トランプ・テレビ」の設立について話し合ったという。CNBCと芸能週刊誌「バニティ・フェア」も6月、トランプ氏がCNNのような有線放送ニュースチャネルを設立することを打診しており、関連業務をイヴァンカ氏とクシュナー氏に任せたと報じた。クシュナー氏は「ニューヨーク・オブザーバー」新聞社のオーナーだ。



워싱턴=이승헌 ワシントン=イ・スンホン特派員 특파원ddr@donga.com