８年ぶりの初の全国猛暑特報、週末が山場

全国すべての地域に猛暑特別警報（特報）が出されている中、今年の夏の猛暑は、今週末が最大の山場になる見通しだ。全国すべての地域に猛暑特報が出されたのは、２００８年に猛暑特報制が導入されてから初めてのこと。

１１日、気象庁は一部の島を除き、全国に初の全体猛暑特報を出したとしたうえで、ピークに達した今週の猛暑は、１４日まで続くと明らかにした。気象庁は、中国で加熱された空気が韓半島の上空に流れ込んでいる上、強い日差しのために地面の加熱まで加わったことで、気温を引き上げていると説明した。

特に、１４日までに晴れの天気が続き、日中の間の地面の加熱現象はさらにひどくなるものとみられ、全国のいたるところで地元の最高気温を更新する可能性が高い。１４日からは、中部地方を中心ににわか雨が降る可能性もある。週末までに日中の最高気温が３３度を超える猛暑が続けば、ソウルは猛暑発生日数が１２日連続となる。

임현석기자　イム・ヒョンソク記者 lhs@donga.com