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バイデン米副大統領、大統領選出馬か

Posted August. 26, 2015 07:18,   

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米民主党の大統領選予備選挙にジョー・バイデン副大統領が出馬する方向で調整しているなか、ホワイトハウスがバイデン副大統領を称え、大統領の特定候補支持の可能性に示唆したことを受け、その背景に関心が集まっている。

アーネスト報道官は24日(現地時間)、定例会見で、「オバマ大統領が特定候補を支持できる」と明らかにしたと、ニューヨーク・タイムズなど外信が伝えた。

アーネスト報道官は、記者がバイデン副大統領の出馬可能性について尋ねると、「バイデン副大統領をランニングメイトに選んだことは、オバマ大統領が政治をするうえで最も賢明な決定だ」とし、バイデン副大統領を称賛した。また、バイデン副大統領が大統領選予備選挙に2度も出馬したことを振り返り、「バイデン副大統領を除いて大統領選に挑戦することの意味をよく理解する人は今の政界にはいない」とも述べた。

アーネスト報道官は、クリントン前国務長官についても、「クリントン氏の長官職遂行に対してオバマ大統領は尊敬と感謝、感嘆の思いを持っている」と明らかにした。

アーネスト報道官は両者いずれも称賛したものの、今回の発言がバイデン副大統領の出馬が差し迫ったことを受けてのものであるため、微妙な波紋を起こしている。

バイデン副大統領は24日、自身の新しい報道担当に、2008年にジョン・エドワード上院議員の大統領候補陣営で報道担当だったケイト・ベディングフィールド米映画協会報道担当を任命した。また、選挙資金の寄付者と接触するなど、出馬決定が間近であることを伝える信号を送っている。

有力候補のクリントン氏が「電子メールスキャンダル」で不安定な状況でバイデン副大統領が出馬すれば、ヒラリー氏の支持勢力を奪い、民主党予備選挙戦の構図が急変すると予想される。



jameshuh@donga.com