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キム・ヒョジュが第3ラウンドで単独首位に、LPGAファウンダーズカップ

キム・ヒョジュが第3ラウンドで単独首位に、LPGAファウンダーズカップ

Posted March. 23, 2015 07:19,   

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米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーがホームページを通じて実施している今週のファウンダーズカップの予想優勝者を予測するアンケートで、韓国選手は候補リストにすら乗っていない。ステイシー・ルイス(米)、キャリー・ウェブ(豪州)、アリヤ・ジュダヌーガン、ヤニ・ツェン(台湾)に在米韓国人のミシェル・ウィーが候補として名を載せている。韓国選手たちが今シーズン開幕後5大会で4勝をマークしたことを考慮すれば、冷遇といってもいい。ニュージーランド同胞のリディア・コの優勝を含めれば、韓国(系)選手の今シーズンの勝率は100%だ。そのためか、22日、現地でのアンケート回答者327人中最も多い44%が、「その他」という項目に答えた。ネットユーザらの予測が的中する可能性が高まっている。準備された新人・キム・ヒョジュ(20、ロッテ)を始め、韓国(系)選手らが大勢優勝争いに飛び込み、6大会連続優勝の可能性が強まっている。

22日、米アリゾナ州フェニックスのワイルドファイアGC(パー72)で開かれたファウンダーズカップ第3ラウンド。キム・ヒョジュは、バーディー7とボギー1の6アンダーパー、66打を打ち、中間合計16アンダーパー、200打で、2位のルイス(14アンダーパー、202打)を2打リードし単独トップについた。今年、米LPGAツアーの正式メンバーになったキム・ヒョジュは、これに先立って出場したタイ・ホンダタイランド大会で23位タイ、シンガポールHSBCウィミンズチャンピオンズで8位タイと、徐々に勢いを強めた後、今シーズン初めて出場した米本土大会で優勝チャンスをつかんだ。

キム・ヒョジュは、「ドライバーからパターまですべてがうまくいった。ミスをしても挽回することができた」と満足気だった。ドライバーの平均飛距離が266.5ヤードに達し、フェアウェイへの安着率も85.7%へと高まった。グリーンの的中率も2日連続で88.9%で、バット数は29だった。13番ホール(パー4)では3バットでボギーをしたのが玉に瑕だったが、14番と15番ホールでの連続バーディーに続き、16番ホール(パー4)では7.5メートルの長距離バーデーパットまで成功させ、独走している。

在米韓国人の新人、アリソン・リーはコースレコードタイの9アンダーパー、63打を打ちまくって、3位タイ(13アンダーパー)で終えた。リディア・コとチャン・ハナ、イ・ミヒャンは軒並み12アンダーパーで5位タイのグループをなしている。ホンダタイランド優勝者のヤン・ヒヨンは8位タイ(11アンダーパー)。

今シーズン韓国選手の壁にぶつかって、トップ寸前でそのつど失敗したルイス(30)は、「10歳も若い韓国選手らがトップ圏に大勢いる。今は、驚くべきことでもない。彼女たちは恐れすら感じていないようだ。彼女たちが持っていない経験が私の強みになることを願う」と話した。しかし、経験なら幼い時から海千山千の経験を積んできたキム・ヒョジュを始め、韓国選手らも決して引けを取らない。ルイスと同じ組で優勝を争うことになったキム・ヒョジュは、「すでに1年間4、5回も米LPGAツアー大会でプレーした。優勝したこともある」と自信をほのめかした。昨年、エビアンチャンピオンシップで、大ベテランのウェブ(51)に勝ってメジャーチャンピオンになったキム・ヒョジュではないか。キム・ヒョジュは23日午前5時40分(現地時間)、最後のラウンドを始める。



kjs0123@donga.com