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KAISTが無線船舶の国際大会で準優勝、トップはMIT

KAISTが無線船舶の国際大会で準優勝、トップはMIT

Posted December. 06, 2014 08:54,   

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国内研究陣が、無人船舶技術を競う国際大会に出場し、世界2位の成績を上げたことが、後になった分かった。無人自動車技術は商用化水準に迫っているが、船舶の自動運転技術は相対的に遅れており、この分野での先取りが期待される。

KAIST海洋システム工学部のキム・ジンファン教授チームは、自分たちで開発した船舶用「ソフトウェア統合システム」が10月20日から26日にかけてシンガポールのマリーナベイで米海軍研究開発局(ONR)開催で行われた初の「自律無人船の競合大会」で、準優勝したと、4日明らかにした。優勝チームは、米マサチューセッツ工科大学(MIT)だった。KAIST側は10月、競技終了後、競技用船舶を、船便で国内に輸送し、4日、大田(テジョン)甲川(カブチョン)川辺でデモンストレーションを行ってこのような事実を公開した。

今大会は、各チームが主催国から競技用船舶を1隻ずつ受け取った後制御ソフトウェアのみ開発して参加する方式であり、公正競技が可能だった。航路認識運航や水中音源探索、埠頭への自動接岸、ブイの遠隔観測、水上障害物の認識や回避の計5つの課題をユーザーの捜査無しに自主的に遂行するやり方だ。

今大会は、韓国や米国、豪州、日本、シンガポールの5ヶ国から、計15チームが参加した。韓国ではKAISTやソウル大学、蔚山(ウルサン)大学が参加した。KAISTチームは、2等賞の上、スポンサーの米防衛産業会社「ノースロップグルマン」社の特別賞まで受賞し、計1万6500ドル(約1838万ウォン)の賞金を受賞した。

キム教授は、「ソフトウェアの信頼性を高めるために、多大な努力を傾けてきた」とし、「トップのITの5分の1ほどの予算で開発しており、予選成績はむしろMITより高い」と話した。