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ジョブズも自宅内では子供らのスマホ使用を統制

ジョブズも自宅内では子供らのスマホ使用を統制

Posted September. 13, 2014 03:17,   

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スマートフォンに嵌っている子供を目にするたびに、アイフォンを作ったスティーブ・ジョブズ(アップルの創業者・写真)をうらんでいた保護者らを、さらに怒らせることが明らかになった。ジョブズは、自宅では、子供らの情報技術(IT)機器の使用を厳しく統制していたと、米紙ニューヨークタイムズ(NYT)が11日付で報じた。

NYTは、「壁は大型タッチスクリーンで、食卓にはアイパッドが敷かれており、アイポットがいたるところにある『コンピューターマニアの天国』のようなところが、ジョブズの自宅だろうと思われがちだが、全くそうではなかった」と伝えた。むしろ、夕食のテーブルで、IT機器は話題にすら上らなかったという。

ジョブズだけが、「IT禁欲」を教育したわけではなかった。IT専門誌「ワイアード」の元編集長であり、無人飛行機メーカー「3Dロボティックス」の代表でもあるクリス・アンダーソンは、6〜17歳の子供5人のIT機器を、徹底的に管理、統制している。子供らが彼を、「ファシスト」と批判するほどだ。

ITの大物らは、「IT機器の乱用や中毒の危険性について、誰よりもよく知っているからだ」と話している。ネット上に出回っているアダルト物にさらされたり、「サイバーいじめ」を受けたり、自分のネット上での活動が、サイバー空間を回りに回って、プライバシー侵害などのブーメランになることもあるという。

IT大物らは、子供の年代別の適切な統制基準を持っている。例えば、△9歳以下は、平日はIT機器の全面禁止、週末は30分〜2時間だけ認める、△10〜14歳は、宿題用コンピューターのみ平日に認める、△14歳になってこそ、携帯電話を認める、△16歳になってからこそ、スマートフォンのデータ料金制を認める、などだ。

その反論も少なくない。ツイッターのディック・コストロ最高経営者(CEO)は、10代の子供2人のIT機器使用を、事実上無制限に認めている。彼は、「大学時代に、寮の隣部屋の学生がコカコーラを箱単位で積んでおいて飲むのを目にした。(中学高校時代)彼の両親が、炭酸飲料を飲ませなかったためだ」とし、「そのように、過度な規制は副作用だけを生むことになる」と語った。