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「とんでもないドラマとは思わない…音楽?もう一度やりたい」

「とんでもないドラマとは思わない…音楽?もう一度やりたい」

Posted June. 28, 2013 09:45,   

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明るいピンクのブラウスを着ていたユジン(32)は、ハイトーンの声で、明るく挨拶しながら入ってきた。先日、視聴率30%を超えて幕を閉じたMBCの週末ドラマ「百年の遺産」の中の「やさしさの塊」だったミン・チェウォンとは違って、物事をはっきりいった。

「胸がすっきりしてます。自分が考えても、窮屈なキャラクターだったから」

27日、ソウル鋻潭洞(チョンダムドン)のカフェで会ったユジンは、50話分の長いドラマを終えた感想を伝えながら、大声で笑った。「私はドラマの中で、精神病院にも入れられ、交通事故で記憶も失い、離婚させられるなど、本当にさまざまな出来事に見舞われました。精神的には大変だったが、ドラマの後半では、南海まで行って撮影したため、体力的にも大変でした」

ドラマが終わるまで、「とんでもないドラマ」というレッテルを貼られたことについて、ユジンは、「台本をいただいて、一度もありえないことだと思ったことなどない。結局は、そうめん工場を巡るホームドラマだ」と反ばくした。

申久(シン・グ)、鄭惠善(チョン・へソン)、朴元淑(バク・ウォンスク)、鄭普碩(チョン・ボソク)など錚々たる中堅役者と一緒に撮影し、ユジンは相手の役者に配慮するやり方について学んだという。特に、錢忍和(チョン・インファ)については、「美貌に感心し、モニタリングをした。私もあのように年取りたいと思う」と羨ましがった。

ユジンは、第1世代のヨンギドル(演技をするアイドル)だ。ガールズグループ・SESとして、1997年にデビューし、ドラマ「ラビングユー」の主役を演じ、本格的な役者の道を歩んできた。「当時は、アイドルが演技をするケースがあまりなく、期待のレベルも低かったため、演技力をめぐる議論などありませんでした。今は、アイドルが演技するのにより厳しい環境になりました」。

20代や30代の若い女性らの間で、ユジンは、「ビューティメンター」として知られている。ケーブルチャンネルで、化粧の仕方について紹介するビューティ番組の司会を務めており、その関連書を3冊も出した。ユジンは、「新しい化粧品が発売されれば、先に使うことを自分に義務付けている。複数の化粧品を混ぜて使う実験を行ったりもする。将来的には、自分の名をかけた化粧品ブランドを立ち上げたい」と話した。

ユジンは当面、内助に専念するつもりだという。夫のギ・テヨンは、「百年の遺産」の後続ドラマ「スキャンダル」に出演する。ユジンは、「結婚という人生の経験がもう一つ増え、演技の幅も広くなった。少しずつ、年季が入るような気がする」と話した。

今後の計画を聞くと、「歌手として活動した舞台が懐かしい。いつか、もう一度、音楽活動をやってみたい」と答えた。しかし、最もやりたいことは、ほかならぬ演技の変身だという。「チェウォンも同じだが、これまでやさしくて善玉の役割ばかり多くこなしてきました。これからは、個性の強い役柄を演じ、キャラクターを輝かせる俳優になりたいと思います」