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金妍兒と浅田真央が初の公開練習

Posted February. 23, 2010 09:07,   

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バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子シングルの競技が行われるパシフィック・コロシアム。22日、ここを訪れた人々の関心は、2人の選手に集中した。世界的なフィギュアスターの金妍兒(キム・ヨナ、20=高麗大)と浅田真央(20=日本)。今回の五輪で譲れない対決を控えている両選手が同日、競技場で初めて顔を合わせた。

金妍兒と浅田は、同日開かれたショートプログラム(SP、24日)の滑走順を決める抽選式で顔を合わせた。この2人が顔を合わせるのは、昨年10月、フランス・パリで行われたグランプリ第5戦以降4ヵ月ぶりのこと。競技場の外では同い年の友だちだが、競技場の中では違った。特に、今回は五輪の金メダルという最大の目標があるため、視線も合わせなかった。

金妍兒と浅田は、滑走順の抽選に続き、行われた公開練習でもそれぞれ練習に励んだ。2人はそれぞれ「007ジェームズ・ボンド」と「鐘」を背景音楽にSPの練習を行った。先に練習を始めた金妍兒は、トリプル・ルッツとトリプル・トゥループのコンビネーションジャンプを皮切りに、8つの演技課題を次々と決めていた。金妍兒の練習の様子を見るために入場料を払い、競技場を訪れた約1000人の観衆は、大きな拍手を送った。一度のミスもなく全てのジャンプを終えた金妍兒は、ステップとスピンにも気を使いながら、完璧な姿を披露した。練習後、金妍兒は、「トロントで練習したようにしようと努力した。全般的に良い練習だった」と話した。

浅田は、金妍兒に続き、1時間後に公開練習を始めた。21日バンクーバー入りした浅田は、序盤は氷質の適応に尽力しながら、ジャンプは省略し、スピンとステップだけ練習した。続いて、フリースケート(FS)の課題であるトリプル・フリップ、ダブル・トゥループ、ダブル・トゥループのコンビネーションジャンプを相次いで練習後、持ち味のトリプル・アクセル(空中3回転半)ジャンプを試みた。最初は1回転だけし、着地した。問題があったかと思われたが、その後3度のトリプル・アクセルをし、全て着地に成功した。日本でトリプル・アクセルの練習に集中したという浅田の言葉通り、前より高い成功率を見せた。同日、金妍兒は、午後の練習を省略したが、浅田は午後の練習まで行った。



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