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盧大統領、プーチン大統領に訪韓招請の親書

盧大統領、プーチン大統領に訪韓招請の親書

Posted May. 03, 2007 08:28,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が、ウラジーミル・プーチン・ロシア大統領の訪韓とシベリア横断鉄道(TSR)と韓半島縦断鉄道(TKR)連携事業の本格的な推進をプーチン大統領に公式要請したことが2日、確認された。

ヨルリン・ウリ党の幹部は同日、「盧大統領が、先月25日にボリス・エリツィン前ロシア大統領の葬式の弔問使節として派遣された韓明淑(ハン・ミョンスク)前首相を通じ、このような内容が盛り込まれた親書をプーチン大統領に渡した」と明らかにした。

この幹部は、「先月の第13回南北経済協力推進委員会で京義線(キョンウィソン)・東海線(トンヘソン)列車の試験運行が来月の17日で合意されたので、これまで遅々として進まなかったTSRとTKRの連結事業を解決してみようという趣旨だろう」と話した。

韓前首相は親書を渡した後、ロシア外務省の取り持ちで、有力な次期大統領候補でロシア鉄道公社社長であるウラジーミル・ヤクニンと深夜に会い、TSRとTKRの連結問題について踏み込んだ議論を行ったという。

韓・ロシア間の鉄道連結事業は、2001年2月、金大中(キム・デジュン)前大統領とプーチン大統領の首脳会談で合意されたが、その後、南北状況の変化と双方の北朝鮮内の路線選定についての意見の隔たりで推進が遅れた。

政界の一角では、この事業にはロシア側がもっと積極的であるため、「親書」形式まで整える必要はなかったという点で、今度の要請が年末の大統領選挙を念頭に置いた「対北朝鮮カード」の一環として推進されたのではないかとの分析が出ている。



sys1201@donga.com