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北朝鮮警備艇3隻がNLL侵犯、警告射撃受けて退去

北朝鮮警備艇3隻がNLL侵犯、警告射撃受けて退去

Posted November. 01, 2004 23:11,   

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1日午前、北朝鮮の警備艇3隻が、韓国海軍艦艇の警告放送にもかかわらず、西海(ソヘ・黄海)上を南下して北方境界線(NLL)を4回に渡って侵犯し、3度の警告射撃を受けた後、NLL北方に退去した。

海軍がNLLを侵犯した北朝鮮警備艇に警告射撃をしたのは、7月14日の西海ホットライン報告漏れ以来のこと。

合同参謀本部によると、同日午前10時25分、西海の小青島(ソチョンド)北東方向6.5マイル(12km)の海上に、北朝鮮警備艇2隻がNLLに向かって接近した。北朝鮮警備艇は海軍の1次警告を無視し、10時54分にNLLを越えて西海上を侵犯した。

海軍は南下し続ける北朝鮮の警備艇に11時3分と9分に2、3次の警告を行なった。11時15分に、このうちの1隻はNLLを北上したが、残り1隻はNLL南方2.7マイル(5km)の海上まで南下し、「我々は侵犯していない。第3国(中国)の漁船を取り締まっているところだ」と答えた。

当時、西海NLL上には、全体で約80隻の中国漁船が不法操業中だった。

海軍の高速艇は、3次警告にもかかわらず北朝鮮警備艇が北上する意思を見せなかったため、11時22分と30分にそれぞれ40mmの機関砲を3発、警告射撃した。

西海上に残った北朝鮮警備艇1隻は、警告射撃を受けた後、11時40分にNLLを戻り北上した。しかし、同警備艇は12時1分に再びNLLを越えたため、12時8分に海軍哨戒艦が76mmの艦砲4発で警告射撃をするや、12時17分に完全に退去した。

一方、西海の延坪島(ヨンピョンド)西方25マイル(46.3km)海上でも、午前11時頃北朝鮮の警備艇1隻が、NLLを南側0.9マイル(1.66km)まで越えたが、海軍高速艇の警告を受けるや、11時24分に北上した。



崔虎元 bestiger@donga.com