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アジアで鶏インフルエンザ根絶できない

Posted July. 08, 2004 22:16,   

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昨年末と今年初めにわたって東アジア地域を覆った鳥インフルエンザは同地域の「風土病」となり完全に根絶できないうえ、人間に致命的な「大陸間伝染病(Pandemic)」に発展する余地があると警告された。

英国の科学専門誌ネイチャー最新号(8日付け)は米国、中国、ベトナム、タイの4カ国の合同調査チームが2000〜2004年中国南部の3つの省及び香港の家禽類市場を調査した結果を元にこのように発表した。実際中国、タイ、ベトナムでは既に鶏インフルエンザが再発した。

▲飼育家鴨が原因〓調査チームは中国南部の飼育家鴨が 鳥インフルエンザウィルス(H5N1)発生の中心的な役割をしたと発表した。また、わたり鳥がウィルスを急速に広げた媒体に見えると付け加えた。

調査チームは H5N1ウィルスが中国南部で引き続き広がり、特に気温が20度以下になる10月から翌年3月まで集中的に拡散したと分析した。

2000年には水生鳥類だけで H5N1が検出されたが、2001年からは水生および陸上鳥類に拡大した。

▲大陸間伝染病の危険〓調査チームは H5N1ウィルスがたまには家禽類から人間に移るが、人間同士で伝染する証拠はないと述べた。しかし、一旦人間に感染すれば致命的だ。

特に農場職員のように直接接触する場合、ウィルスが変異を起こしたり人間インフルエンザ(H3N2)と結合して人間同士の感染を起こす性質を持つこともあり得ると懸念した。豚を媒体にH5N1が人間インフルエンザと結合することもあり得ると話した・

▲アジアにまた非常〓中国、タイ、ベトナム3カ国では最近鶏インフルエンザが再発したうえ拡散の可能性があり、アジア各国に赤信号が灯った

ニューヨークタイムス紙は世界保健機構(WHO)がベトナムの鶏インフルエンザ死亡者とインドネシアの鶏インフルエンザ発生如何を確認していると8日、報じた。

中国は6日安徽省の鶏農場で鳥類インフルエンザが発生すると半径5km以内の鶏2万2000羽以上を屠殺し、他の家禽類にはワクチンを注射した。ベトナムにも2つの州で鶏インフルエンザが発生し、他の2州で疑いの持たれる事例を調査している。

タイは7日中部の2つの農場で鶏インフルエンザに感染した家禽類が発見したと発表した。鶏インフルエンザが昨年末から今年までアジア10カ国で発生し、23人が死亡、家禽類1億羽が屠殺された。



異鎭  leej@donga.com