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小泉首相、平壌訪問へ? 共同通信報道

Posted May. 06, 2004 22:38,   

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共同通信が6日報道したところによると、小泉純一郎首相は、日本人拉致被害者の家族を日本に帰国させるため、北朝鮮に出迎えに行く案について、肯定も否定もしなかった。

小泉首相は同日午前、中国北京で北朝鮮側と拉致被害者家族の帰国問題を協議して帰国した田中均外務省外務審議官から報告を受けた後、「平壌(ピョンヤン)に出迎えに行く案」について「すべての協議は、日朝平壌宣言とかかわっている」とし「現時点では何とも言えない」と話した。

共同通信はこうした首相の反応から考えて、双方は今回の交渉で、家族の帰国問題と国交正常化再開の手続きなどについて協議したものとみられると伝えた。これと関連し一部消息筋は、小泉首相が7月中に再度北朝鮮を訪問し、金正日(キム・ジョンイル)総書記と首脳会談を行うことを希望していると伝えた。

外務省の薮中三十二アジア大洋洲局長は5日夜、北京で協議を終了した後「首相が再度北朝鮮を訪問したいという意思を伝えたのか」との質問に「答弁できる立場にない」とし、言及を避けた。しかし、日本のある外交筋は6日、「首相の希望事項ではあるが、米国との核問題が未解決であるうえ、日本の経済支援の内容が決まっていない状態では、金総書記が首脳会談に再び応じる可能性は現在としてはない」とし、懐疑的な見方を示した。

一方、同日午前の会見で、福田康夫官房長官は「北朝鮮はこれまでの協議で、終始日本を批判することで一貫したが、今回はそうでなかったと聞いている」とし、北朝鮮側の態度が変わったことを示唆した。



hanscho@donga.com