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国会議長候補に禹元植氏選出、秋美愛氏敗れる

国会議長候補に禹元植氏選出、秋美愛氏敗れる

Posted May. 17, 2024 08:48,   

Updated May. 17, 2024 08:48

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第22代国会前期の国会議長候補に、最大野党「共に民主党」の禹元植(ウ・ウォンシク)議員(5期・ソウル蘆原甲)が選出された。李在明(イ・ジェミョン)代表の「意向」が自分にあることを公然と明らかにし、「熱烈な支持者の全面的な支持を受け、『どうせ議長は秋美愛(チュ・ミエ)』とまで言われた6期の秋美愛当選者(京畿道河南甲)を破る異変を起こした。党内では、「『剛性一辺倒』を叫んだ秋氏に対する議員の拒否感情が異変を作った」「院内代表に続き、国会議長まで『李在明の意向』に左右されると、むしろ李代表と党に負担を与える可能性があるという懸念が反映され、ブレーキがかかった」と解釈された。

同党が16日、国会議員会館で第22代国会議員当選者総会を開き、国会議長候補の党内選挙を行った結果、禹氏が過半数を獲得して選出された。当選者171人のうち169人が投票に参加した。同党は、得票数を公表していないが、2人の票差は1桁だったという。

予想を覆した結果をめぐり、「剛性議長」を主張した秋氏に対する議員の反感が最も大きな影響を及ぼしたという見方が出た。特に、剛性「親明(親李在明)」系が議長候補を「交通整理」する過程で、重鎮議員を中心に「李在明一極体制で議員がかかしのように見えると、李代表にも良くない」という反感も大きくなったという分析だ。

禹氏は、金槿泰(キム・グンテ)系議員の会「経済民主化と平和統一のための国民連帯」系で、党で院内代表と「乙支路委員会」委員長などを務めた。禹氏は同日、当選挨拶で、「中立は没価値ではない。国会議長は単なる司会者ではない」とし、「民主党が提示する方向性、提起する法案を国民の意思とともに必ず国会で実現する」と明らかにした。

同日、休暇を終えて復帰した李代表は、党内選挙結果について、「当選者の判断なので、党心と見なさなければならない」とし、「どの候補も議長の役割を非常に立派に国民の意向に合わせて遂行すると思う」と短く答えた。


ユン・ミョンジン記者 mjlight@donga.com