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ホワイトハウス、インドア太平洋戦略2年で「韓米日協力は前例のない水準に強化」と評価

ホワイトハウス、インドア太平洋戦略2年で「韓米日協力は前例のない水準に強化」と評価

Posted February. 14, 2024 08:47,   

Updated February. 14, 2024 08:47

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米国のバイデン政府が「インド太平洋戦略」発表2周年を迎え、対北朝鮮の監視や対応能力強化を主要成果に挙げた。 昨年8月、米キャンプ・デービッドで開催した韓米日3国首脳会議など韓国、日本との三角協力も前例のない水準に強まった」と自評した。

ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は12日(現地時間)、戦略発表の成果に関する質問に、「金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が何をしているのかをよりよく監視するために韓半島内外の能力を高め、域内同盟とのネットワークを強化した」と評価した。特に「バイデン大統領はキャンプ・デービッドに韓国と日本の首脳を招待し、二国間関係はもちろん三角協力もいつにも増して良好な水準に進展させた」と答えた。

カービー氏は、多国間安全保障協議体制による対中包囲網の強化も成果として指摘した。カービー氏は「オーカス(AUKUS=米国、英国、豪州3国間の安全保障協議体制)を発足させ、豪州が原子力潜水艦を得るための過程も予定通り進められている」と話した。 続いて「クアッド(米国、日本、豪州、インドの4ヵ国間の安全保障協議)を(首脳級会談に)格上げし、ベトナム、インドネシア、アセアンとの関係も改善した」と説明した。

11月の大統領選挙で再選を狙うバイデン大統領は、インド太平洋戦略の実行を主要外交成果としてアピールしている。ホワイトハウスは9日の声明で、「米国はインド太平洋で今のように強力な位置にいたことがない」とし、「バイデン大統領のリーダーシップのおかげだ」と述べた。バイデン政権は2022年2月11日、インド太平洋戦略報告書を公開し、中国牽制の具体的な方策を公開した。韓米日3国の協力とそのための韓日関係の改善、台湾海峡の防御などが骨子だ。


イ・ギウク記者 71wook@donga.com